「なぜできない?」って聞いてない?“フォロワー6万人超の心理士”が教える、部下のやる気を出すポイント

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「部下がやる気を出してくれない」「部下のモチベーションを上げる方法がわからない」など、会社で人の上に立つ人なら、このような悩みを抱えていることも少なくないはず。やる気はチームのパフォーマンスを大きく左右します。

今回は、現役心理カウンセラーである筆者が、部下がやる気を出すようになる“上司の行動”について詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

まずは認めて受け止める画像:EKAKI/PIXTA(ピクスタ)

部下にやる気を出させるのが上手な上司は、部下がミスをしたときも「何度言ったら分かるんだ」と叱るのではなく、「分からないんだな」と受け止めます。なぜなら悪いところの指摘しかしないと部下は自信をなくしてしまうからです。

その際、無理に褒めようとせずに、まずは認めることを意識していることが多いです。認めるというのは、事実をそのまま受け止めてあげるということで、良い・悪いなどの評価はしません。

部下の中には、「できないことや分からないことは悪いことだと思っているけど、なかなか自分から言い出せない」と思っている人は多いです。そんな部下に対して、上司の方から“できないという事実”を受け入れようとしてください。

そうすると部下も安心して“できない事実”を受け止められるようになり、積極的に相談してくるようになるでしょう。

ゴールを明確にする画像:タカス/PIXTA(ピクスタ)

「売上を達成するためにはどうしたらいいか、アイディアを出してくれ」など、あなたの会社でも、こんな風に“やり方”を話し合う場面は多いのではないでしょうか? ですが、「どうしたらいいのか?」と方法論ばかりに意識が向いてしまい、考えがまとまらずに結果を出せない部下は多いもの。

そういう部下には「売上を達成した時にどんな状態になっているといい?」「1年後にどうなっていたい?」という聞き方をするのをおすすめします。目指す姿が明確になると、やるべきことは何かということが自然と考えられるようになるでしょう。

うまくいっているイメージを持たせる画像:kikuo/PIXTA(ピクスタ)

できなかったことを考えても、できるようにはなりません。「なぜできない?」ではなく、「どうやったらうまくいく?」と聞いた方が、部下のやる気は上がります。

例えば「売上を達成するってどういうイメージ?」「具体的には次からはどうする?」というような聞き方をすると、部下は具体的にイメージできるようになります。人は脳に描いたイメージ通りに行動しようとしますので、“できない自分”について考えさせても部下は失敗を繰り返すばかりです。

“うまくできる自分”をイメージできるようにサポートしましょう。

いかがでしたか? 今回は、部下のやる気を出させる上司の行動についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

【画像・参考】
※kikuo・mits・EKAKI・タカス・kikuo/PIXTA(ピクスタ)

「なぜできない?」って聞いてない?“フォロワー6万人超の心理士”が教える、部下のやる気を出すポイントはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

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