マスクを取ったら“老け顏”を回避【広頚筋ストレッチ】で顔のたるみ&ストレスを撃退

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外出時においてマスク着用が当たり前となった今、帰宅後にマスクを外した後に肌の乾燥を感じたり、顔のたるみが気になったりしていませんか? 特に最近、マスク着用の影響によるフェイスラインのたるみに悩む方は少なくないようです。その原因の1つが筋肉の動きが低下することによるストレスとされています。

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マスク着用によって顔がたるむ理由とは?

マスクを着用していると表情が乏しくなり、口周りの筋肉の動きが低下すると筋力が弱まり、フェイスラインのたるみにつながっていくおそれがあります。また、顔の脳神経の1つである顔面神経はリラックス度を高める副交感神経の働きにも大きく関係していて、顔の筋肉を動かさないと副交感神経の働きが低下することになり、ストレス度も上昇してしまうおそれがあるのです。

そこで、そんな顔のたるみやストレスを対策すべく、表情筋プロセラピストの飯野浩世さんにフェイスストレッチ法を教えていただきました。

 

【広頚筋ストレッチ法】

首の前面にある「広頚筋」を伸ばすストレッチ法です。フェイスラインや首のたるみを改善するだけでなく、広頚筋を伸ばしながら腹式呼吸を行なっていくことで、副交感神経を刺激し、ストレス軽減をめざします。

 

(1)右の鎖骨に手をかける



 

(2)左手を右の顎に添える



 

(3)ゆっくり顔を左斜め45度に上げて鼻から息を吸いながら5カウント数え、さらにそのままの姿勢で口から息を吐きながら5カウント数える



 

終わったら5カウント数えながらゆっくり顔を元の位置に戻し、反対側も同様に実践します。エクササイズのポイントは下記4つです。

・心身ともにリラックスして行う
・動かす筋肉を意識しながらストレッチする
・1つ1つの動作をゆっくりと行う
・鏡を見ながら丁寧に行う

「広頚筋」を伸ばすだけでなく、合わせて腹式呼吸を行うことで副交感神経を刺激しリラックス度もアップ。休憩時間やちょっと顔周りに疲れを感じた時、さらに寝る前に行うとぐっすり眠れる効果も期待できます。ぜひマスク着用による“老け”や“疲れ”のサインに気づいたら即実践するようにしましょうね。<text:ピーリング麻里子 ストレッチ監修:飯野浩世(Sparkle Smile Labo代表、一般社団法人プロセラピスト協会認定 表情筋プロセラピスト)>