温度だけ下げてもダメ!?熱中症対策で意識したいこと

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 すでに暑い日が続いていますが、みなさんは「熱中症」対策をどのように行っていますか? きっと、冷房で温度を調節している方が多いのではないでしょうか。

 実は、熱中症の対策をするときに知識として知っておきたいのが温度と湿度のこと。暑さ対策というと温度のことばかり気にしがちですが、ぜひ“湿度”も意識してみてください。

 環境省の統計において、「湿度の高い日には熱中症になる人が増える」との結果が出ています。ではなぜ、湿度の高い日に熱中症が増えるのでしょうか。

 それは、本来は汗が蒸発することで体温が下がりますが、湿度が高いと汗が蒸発せず、体温が下がらずにより暑さを感じるからなのだそう。湿度が高くなり過ぎないように注意することも、熱中症対策として重要といえますね。

 対策の一つとして、「機能性柔軟剤」を使用する方法があります。花王は、“熱気を放出させる”通気性メカニズムによって、着用時の体感湿度(衣服内湿度)を最大マイナス10%実感できる柔軟剤「ハミング涼感テクノロジー」をリリースしました。とくに熱中症の不安がある人は、このような柔軟剤で洗った洋服を選ぶようにすると、湿度低下を実感できるかもしれませんね。

 また、水を入れたペットボトルを凍らせて部屋に置き、扇風機の風を当てるという方法もあります。実は、これだけで除湿になるようです。

 これらのように、ちょっとした工夫で湿度を下げることができるのです。ぜひ試してみてくださいね。