ひと昔前は「三高」といって、高学歴・高収入・高身長の男性が“理想の男性”として大人気でした。しかしイマドキ女性が支持する条件は、ちょっと違うみたい。みんなが結婚相手として望むのは、どんな男性なのでしょう? 株式会社ジェーシービーが20〜39歳の働く女性を対象に実施した調査結果をご紹介します。

「三高」って、もしかして死語!?

結婚相手に選ぶならどんな人がいいですか?[複数回答形式(3つ)]

イマドキ女性が望むのは「三高」よりも「三優」!

1位:育児や家事をしてくれる人(53.7%)
2位:浮気と無縁で自分だけに優しい人(42.1%)
3位:仕事を頑張る人(32.2%)
4位:会話が面白い人(27.6%)
5位:節約が得意で家計に優しい人(24.8%)

結婚相手に選ぶならどんな人がいいかを聞いたところ、上記のようなランキングに。

イマドキ女性に支持された条件は、育児や家事を積極的にしてくれる“家族に優しい人”、浮気と無縁で自分だけに優しく、会話が面白い“私だけに優しい人”、そして、仕事を頑張り、節約が得意な“家計に優しい人”といった「三優」でした。

こうしてみると、ガツガツした肉食系男子よりも、おっとり優しい草食系男子のほうが求められているのかもしれませんね。仕事ができる人ではなく、頑張る人が3位にランクインしているのも、昔とは変化したポイントといえそうです。

“家族に優しく”“私だけに優しい”、そして仕事熱心で節約が得意な“家計に優しい”三優男子、あなたの周りにはいるでしょうか?

かつての理想の結婚相手の条件「三高」はランク下位に

かつて結婚相手の条件として流行した「三高」(高学歴・高収入・高身長)ですが、今回の調査では、「高収入な人」は7位(16.4%)、「背が高い人」は13位(6.5%)、そして「高学歴な人」は今回の選択肢中最下位の 16位(4.3%)と、いずれも上位にはなりませんでした。

イマドキ女性にとって「三高」は、もはや過去の話となっているようです。以前は、周囲に自慢できる好条件の男性が人気でしたが、現代は、長い結婚生活を見据えて、協力しながら楽しい家庭を築いていける、そんな頼れる男性をパートナーとして求めている女性が多いことが分かりますね。

いかがでしたか?
これまで重要視されていたステータスよりも、価値観の一致や思いやりを求めている女性が増えているようです。女性が求める男性像の変遷は、共働きが当たり前となり、多様化する現代に沿った変化といえるのではないでしょうか。

【参考】※ 株式会社ジェーシービー