彼の両親に結婚の挨拶！気に入られるためにはどうすればいい？
彼と結婚することが決まったとき、気をつけなくてはいけないことがあります。それは、彼の親との関係です。親の反対や干渉で、２人の関係がぎくしゃくし、結婚の話がなくなることは少なくありません。そうならないよう、今回は、彼と籍を入れるまで、彼の親にどう接するべきかについて考えてみます。
■あなたは「最後の買い物」
言うまでもないことですが、多く親にとって、子供は、かけがえのない宝です。親は、子供に幸福になって欲しいと願い、長い時間と、多大な労力、そしてお金をかけています。彼のスペックが高ければ高いほど、親から愛されて育っていればいるほど、親のこの気持ちは強いでしょう。
結婚は、そんな親にとって、「子供のための失敗できない最後の買い物」といって良いかもしれません。
あなたは、そんな彼の親に好かれなくてはならないのです。それを踏まえた上で、失敗しないための方針をCHECK項目でお話しします。
CHECK!彼の親に好かれる４つの方針１．腹を立てない
上に書いたように、あなたは、「子供のための失敗できない最後の買い物」の対象になっています。
たとえるなら、我々が、大型家電量販店でテレビを買うとき、「画面が小さ過ぎないか」「値段が高過ぎないか」「一流ブランドじゃなくて大丈夫か？」など、さまざまな面を気にしますよね。それと同じ視点で、そしてそれよりずっと厳しい目で、彼の親があなたを見ているということです。
彼の親は、彼に「あの子はマナーがなってない」「経済観念がなさそう」「もう少し若いと思っていた」「田舎者」など、言いたい放題のことを言うかもしれません。
でも、それは当たり前だと思って下さい。自分の子供を過大評価し、その子供に釣り合った商品を探していて、子供に「そんな買い物して大丈夫？不幸にならない？」と心配しているのです。
２．悪口は言わない
彼は、この心ない言葉をそのままあなたに伝えるかもしれません。というのも、彼は、結婚をうまくいかせたいと思っていて、あなたと親もうまくやって欲しいと思っています。親の言っていることをあなたに伝え、それを改めさせることで、関係が良くなると思っているのです。あるいは、何の考えも無く、無邪気に伝えてくる恋人もいるかもしれませんね。
一方で、あなたは強く傷つくでしょう。愛する恋人の親は自分を嫌っていて、悪口を言っていると感じるでしょう。
対処法ですが、あなたは彼に反論をしてはいけません。彼がそれをそのまま親に伝える可能性があるからです。お互いの意見を、彼を通じてそのまま伝え合うと、関係は悪化します。あなたは、彼の親の意見を、取りあえずは、真摯にうけとめ、彼の親の良いところを探し、褒めるようにします。
これは同時に、たとえあなたの親が彼の悪口を言ったとしても、そのまま彼に伝えないことでもあります。彼があなたの親を嫌いになってしまうかもしれないからです。どうしても彼に直して欲しいところがあるなら、言い方を変えて伝えましょう。
３．人として見てもらう
彼の親のあなたに対する見方は、多くの場合一時的なものです。次の方法で、少しずつ彼の親があなたに好意的になるでしょう。
まず、彼の親に、商品として価値が高いことを示さないといけません。そこで、彼が言ってきた彼の親の言葉を参考に、変えるべき所を変えましょう。彼の親の前での服装、言葉遣いに気をつけ、経済観念があり、家庭的であることを示すことができると良いでしょう。彼の親が「息子と結婚させる価値がある」と思うための出来るかぎりの努力をします（これは実際には最初に会うときから気をつけるべきことです）。
次に、これが最も重要なのですが、彼の親に商品ではなく、人として扱われることです。たとえば、彼の親に会う時は必ず手土産を持って行ったり、彼とどこかに旅行に行ったら、何か気持ちのこもったメッセージを書いた葉書を送ったり、彼の前で親を褒めたり、親の前で彼を褒めたりして、仲良くなることを目指して下さい。
時間はしばらく掛かるかもしれませんが、あなたを人として見るようになると、彼の親はあなたを受け入れるようになります。
４．彼に味方についてもらう
このように努力しても、あなたを認めない親も稀ですがいます。その場合、彼が彼の親の味方になるのではなく、あなたの味方になるようにしましょう。
彼に「私はあなたの親と仲良くしたいけど難しいみたい。あなたがあなたの親の味方になると、結婚しても私は辛いだけ。あなたは私と結婚するのだから、最後は私の味方でいて欲しい」と伝えなくてはなりません。
彼がそれでも親の味方をする場合、この男性とは結婚をしないことを勧めます。
ここでのあなたのゴールは、彼の親とあなたがうまくいき、あなたの親と彼がうまくいくことです。そのためには、付き合ったばかりでも、彼の親と会う機会があるなら、上記４つの方針に従っておくと、のちのち楽でしょう。
最後に、結婚において結婚式の場所など一時的なものは彼や彼の親に譲って構いません。一方で親と同居するなどの永続的な問題は、あやふやにせず、お互いに妥協しながら、後々のことまで考えて話し合うことを勧めます。
恋の教訓
悪口を避け、仲良くなる努力をし、
相手の親に人として見てもらえば、
スムーズに結婚できる
彼と絶対に結婚したい！という方は、 『あなたの彼を思い通りに動かす方法！〜まずは気持ちの理解から』もぜひ参考にしてください。
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理学博士（生命科学専攻）。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。音声で恋愛を学べる『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』がある。現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『モテの定理』『恋愛マトリックス』（ソフトバンククリエイティブ）、「恋で泣かない女になる61のルール」（講談社）などがある。
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