気がつけばこんな時間…「遅い夕食」でも太らないようにする方法
「夜遅く食べると太る」こんなことはもはや誰でも聞いたことのある知識だと思います。
夜遅くに食事をすると、摂ったエネルギーを消費する間もなく睡眠に入ってしまいますし、夜は体内で“BMAL1”という脂肪の蓄積に働くたんぱく質も増える時間帯なので、やはり太りやすくなります。
でも、仕事などでどうしても夜の食事が遅くなってしまうこともありますよね。
そこで今回は管理栄養士の筆者が、夜遅い食事でも太りにくくなる秘訣をご紹介したいと思います。
夜遅い時間の食事はただでさえ太りやすい。そこにお腹ペコペコという条件が加わってどっかり食べすぎてしまうと、火に油を注ぐようなもの。そうならないためにも、夕方ぐらいに時間を見つけて何かお腹に入れておきましょう。
もしできれば、おにぎりやそばのような炭水化物をこの時間にとれるとベストです。そして夜遅くの食事はいわゆる“おかず”だけで過ごす。こうすれば栄養バランスを崩すことなく、太ることを防止できます。
間食をとっておくのでもオーケー「夕方に時間が作れない」という人は、3時のおやつを食べるのもおすすめです。デスクや出先でもサッとつまめるようなものを常備しておきましょう。
といっても、ビスケットやチョコレートの類は砂糖も油もたっぷり入っているものが多いのでNG。いろんな種類のナッツやドライフルーツ、干し芋などが良いでしょう。
こういった間食は、普段不足しがちなミネラルや食物繊維を補える優秀選手です。
本題！夜遅くにオススメの食べものとは寝る3時間前までが理想とされる夕食。それを過ぎてしまった場合はどんなことに注意すれば良いのでしょうか。
まず避けたいのが消化に時間のかかるものです。これは油もの、肉類などがあります。
消化に負担がかかるとダイエットだけでなく翌朝胃がもたれて不快感を感じたり、寝ても疲れがとれないなど良くない結果をもたらします。
といっても野菜だけではたんぱく質が不足します。たんぱく質は全身の細胞を作る材料なのでしっかりとりましょう。
オススメは大豆製品。豆腐、納豆、高野豆腐などのあっさりした食事で賢くたんぱく質を補給してくださいね。
ということで今回は夜が遅い食事のポイントを解説しました。「今日は遅くなるかも……」そんな予感のした日はぜひ試してみてください！
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※ Africa Studio / shutterstock
【筆者略歴】
圓尾和紀
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。
