バレンタインに彼を誘うなら東京駅の秘密のビアバーへ | 恋愛ユニバーシティ

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恋をしているすべての人に、おすすめしたいレストランを紹介します。
ラブラブの二人にはニューオープンの立ち飲みバル、初めて意中の人を誘うなら話題性のあるレストラン、出会いを求めてイベントの楽しい焼肉店、失恋して落ち込んだ気持ちをあげるならあのデザート…などなど。
どうぞ、みんなの恋が幸せでありますように。

常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station

東京駅八重洲側にあるペデストリアンデッキ「グランルーフ」に、巷で話題のクラフトビールが楽しめる場所があるのを知っていますか?
こちらは世界で一番売れている日本のクラフトビール「常陸野ネストビール」を醸造する、茨城県の蔵元「木内酒造」によるビアバー。入り口でビールとフードを購入するセルフサービススタイルで、気軽に寄れる雰囲気が彼をさりげなく誘うにはイイ感じです。透明のお酒の瓶に入ったおつまみ「BIN’S FOOD」もユニーク。お互いのビールを試したり、インスタの写真を撮ってみたり、楽しい時間が共有できそう。



▲ガラス張りのこぢんまりした店内には、背の高いスツール席とスタンディングカウンター。早い時間帯はパソコンを開きつつ、外国人サラリーマンがグラスを傾けていることも。

▲左がリアルジンジャーエール(ナイトロ)。二酸化炭素ではなく、ナイトロ(窒素ガス)を加えて抽出する個性派が楽しめるのはTokyo Station店だけ。香り豊かで、泡がとてもクリーミー。右は青梅と藻塩を使った塩梅エール。ビールは全て1杯¥680(税込み)。

世界基準のクラフトビールの 飲み比べを楽しみたい

ロースト麦芽の香りが特徴の「アンバーエール」や小麦から作られた「ホワイトエール」をはじめ、赤米(古代米)や柚子を使った和風のテイストなど、世界中から高い評価を受ける「常陸野ネストビール」。こちらでいただけるのは工場から直送された樽詰の生ビール。12種類前後がリストインされ、瓶詰めとは一風、また違った風味が楽しめる。



▲樽詰めの生ビールは、このクリーミーな泡も醍醐味のひとつ。店内には二次発酵をさせている樽が置かれたスペースもあり、小さいながら本格的なラボのよう。


▲「BIN’S FOOD」はお皿にのせて提供されることも。いろとりどりの野菜ピクルスのほか、いろいろナッツの七味黒糖風味、田舎風ミートパテなど1瓶¥380〜。

この店があるのは長さ約230m、高さ約27mの帆を模した大屋根の下に、約9mの幅があるペデストリアンデッキ。毎日、多くの人々が行き交う東京駅にあるのに、ここだけはそれほど人の流れもなく、どこか時間の流れが緩やかな異空間。「ビルの明かりが美しい夜は、都会らしさ満点の景色なんです」とスタッフ。ほろ酔い加減でお店を出たら、少し立ち止まって、彼とそんな景色も眺めてみて。



常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station
http://www.kodawari.cc/?jp_home/products/nestbeer.html

composition&text:Mieko Otaki
photographs:Norico ◇プロフィール大滝美恵子 フードライター