人生で恋人ができたことがなかった頃、「自分が好きな人と両想いになるなんて、ありえるのかな?」と思ったことはありませんか?何も知らない若かりし頃は「恋人=両想い」と信じており、そんな少女漫画のような展開にドキドキするもの。しかし実際に恋人ができると、人は悟ります。「付き合う時は最初から両想いとは限らない」と。

約6割は両想いだからではなく「なんとなく」交際をスタートしている

今回ご紹介するのは「めちゃコミック」が行なった「初彼氏・初彼女」に関するアンケート。同調査によると、「初めて付き合った相手とは、付き合う前から両想いだった」という人の割合は男性41%で女性39%。両想いからスタートした人は全体の約4割しかいないのです。

では残り6割は、なぜ好きでもない人と交際してしまったのか?同調査に寄せられた理由として、こんな意見がありました。

「中学生ということもあり、両方の周りの友達からの付き合えオーラに負けた感がある」(25歳/女性/会社員)

「図書館で何度か会って相手が自分の通う学校の近くに住んでいた。相手は大学生で、当時好きな芸能人に似ていたため告白されてすぐに付き合ってしまった」(34歳/女性/パート)

いわゆる「周囲に流される」パターンと、「なんとなく」パターン。思い当たる人も多いのではないでしょうか?ちなみに同調査によると、初めて交際した相手の関係性で圧倒的に多いのは「同級生」だそう(男性44%、女性39%)。同級生の場合は相手のことを知っている安心感があるからこそ、両想いでなくても交際することができるのかもしれません。

今はラブレターは絶滅で、LINEとかで告白する時代なのでしょうか?

やっぱり過去の恋愛に対して男性は“上書き保存”だった?

そんなふうに始まった人生初の男女交際ですが、正直気になるのは「どこまでしたか?」ではないでしょうか?手をつないだだけなのか、それとも体の関係を持ったのか……調査結果は以下の通りとなりました。

中高校生の頃は、デートで手をつないだだけでドキドキしたもの。それで完結してしまうパターンも多いのでしょうか。

上位は「デートする」「電話をする」「手をつなぐ」といった、プラトニックな関係がランクイン。ただ、これは初めて恋人ができた年齢がいつかによっても大きく変わっていくと思われます。同調査によると、初彼氏・初彼女と体の関係を持った経験がある人は37%。それが高校生までに付き合った人に限定すると23%まで減りますが、逆に大学生以降で付き合った人は66%まで増えるそうです。

そんな人生初の彼氏・彼女ですが、人によっては「今どこで何をしているのか分からない」という人も多いでしょう。最近はSNSなどで昔の恋人の動向を検索する人もいるようですが、過去に執着しない人も多いはずです。そんな人生初の恋人は、あなたにとって特別な存在なのでしょうか?男女別に調査した結果をみると、興味深いことが分かります。

「いいえ」とバッサリ答えた人は、女性の方が率は多め。「はい」と断言する男性の方が過去の思い出を美化しがちなのでしょう。

「特別ですか?」との問いに対し「はい」と答えた割合は男性が44%。一方女性は男性よりはるかに少ない、29%しかいないのです。この結果を見ると、まさに有名な恋愛の格言「男は別名保存、女は上書き保存」どおり!過去の恋愛に対する男性の一途さと、女性のドライさは間違いないようです。

【調査概要】
・調査主体:株式会社アムタス「めちゃコミック」調べ
・調査時期 :2018年10月3日(水)〜2018年10月4日(木)
・調査方法 :インターネット調査
・調査人数 :1,694名(女性:1,582名 男性:112名)
・調査対象 :めちゃコミック会員