西口とせせらぎ広場を結ぶ西大路/万博記念公園

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大阪万博の跡地に整備された万博記念公園。甲子園球場約65個分の広さの園内には自然文化園などのさまざまな施設があり、ハイキングコースとしても人気。石畳の道にプラタナスの木々が続く西大路から、和の神髄である日本庭園、花畑など多彩な景観の園内を散策。最後は温泉で疲れを癒して帰るのがオススメ。<※情報は涼しい!緑の絶景ハイキング(2018年7月2日発売号)より>

【写真をみる】どんぐり池から流れるせせらぎなど、園内は涼しげなスポットも満載/万博記念公園

石畳の道約360mの両側を、約260本のプラタナスが彩る並木道。秋(11月上旬から下旬)の紅葉も見事だ。

中央口の西側に広がり、竹林からひょっこり顔を出しているような、太陽の塔が撮影できる。

■ <10時10分>夏の花八景(自然文化園)

約40種の色鮮やかな夏の花や草木を集めた花スポット、夏の花八景。旧ラベンダーの谷を整備した約7800平方メートルの敷地内は、8つのテーマの庭から形成。玄関口となる一の景誘いの道から、木陰のベンチより園全体を見上げる八の景真空テラスまで夏の花を満喫しよう。

■ <10時50分>チューリップの花園(自然文化園)

太陽の塔の西側に広がる花畑、チューリップの花園。春はチューリップ(4月上旬から下旬)、夏はヒマワリ(7月下旬から8月下旬)で彩られる。モネ、マティスなど有名な画家の名前の品種など22種、約1万株のヒマワリと太陽の塔をパシャリ。

■ <11時20分>日本庭園

日本万国博覧会時に日本の造園技術の粋を集めて造られた名園。東西約1.3km、南北約200mの細長い地形の園内は、西から東へ流れるせせらぎに沿って上代から中世、近世、現代の4つの造園様式を取り入れる。わび、さびの世界を感じられる昭和の名庭園を散策。

真上から見ると心の文字の形をしている。

■日本庭園<住所:大阪府吹田市千里万博公園内 時間:9:30〜17:00(最終入園16:30) 休み:水曜(祝日の場合翌日、4月からGW、10月11月は開園)>

■ <14時>源気温泉 万博おゆば

万博公園の一角にあるスーパー銭湯、源気温泉 万博おゆば。広大な露天エリアでは療養泉にも認定されている茶褐色の名湯や、薬草・ワインなどのお湯が日替りの祭の湯が楽しめる。女湯にはマイナスイオン効果のあるサウナも完備。

ボディソープ、シャンプー、リンス完備。

■源気温泉 万博おゆば<住所:大阪府吹田市千里万博公園11-11 電話:06-6816-2600 時間:10:00〜翌1:00(最終受付24:00) 休み:なし 料金:入浴料750円、土日祝800円 ※各プラス150円で貸タオル付>

■ 森の絶景を見下ろす空中散歩道も人気!

高さ3〜10mの空中散歩が楽しめる、全長約300mのソラード森の空中観察路(自然文化園)。つり橋や網の歩廊、展望タワーなどから、40年以上の年月を経て成長した森を観察しよう。

標高82m、高さ19mの展望タワー園内で1番高い場所となる頂上からは園内や周辺の景色を360度楽しめる。

■ソラード森の空中観察路<住所:大阪府吹田市千里万博公園 自然文化園内 時間:9:30〜17:00(最終入園16:30) 休み:水曜(祝日の場合翌日、4月〜GW、10〜11月は開園) ※8月末ごろまで通行止予定。詳細はHPで要確認>

■ハイキングDATA/歩行距離:約8.5km 歩行時間:約110分 コース難易度:園内はほぼ平坦で歩きやすい。トイレと自販機も多数点在。 問い合わせ先:万博記念公園総合案内所 電話:06-6877-7387 料金:大人250円(自然文化園・日本庭園共通)(関西ウォーカー・関西ウォーカー編集部)