洗わないパンツは2500倍の細菌が!夏場のパンツ事情とは(ユニクロ調べ)

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ユニクロが、男性824名と女性208人に夏場のパンツ事情(パンツとはスラックスなどのボトムスのことを指します。)について、アンケート調査を実施。夏場に仕事用のパンツを洗濯する頻度について質問したところ、全体の41.9%の男性が、パンツを洗濯する、またはクリーニングに出す頻度は「月に1回以下」という結果でした。
1ヶ月洗濯していないパンツはどれくらい汚れているのでしょうか。衛生微生物研究センター協力のもと、1か月以上洗っていないパンツと同じ型の新品のパンツに付着している細菌数を調査をしました。

1か月以上洗濯していないパンツ 細菌数は新品のパンツに比べ2,500倍以上!

出典: Woman Wellness Online

各パンツの100cm2あたりに付着している細菌数を調べたところ、新品のパンツに付着している細菌数が10個未満と極めて少なかったのに対し、1か月以上洗っていないパンツには新品のパンツの2,500倍以上の細菌が付着していたことが分かりました。

細菌の増加でにおいも

付着している細菌が増加するとにおいが出るため、自分や周りが不快な思いをすることが考えられます。一般的に細菌は乾燥により死滅するものの、死滅後も汚れの原因になったり、他の細菌のエサとなってしまいます。特にこれからの時期は気温と湿度が高いのに加え、汗も多くかくことから、細菌が増えやすいため注意が必要です。

また、付着している細菌の量が大量に増えてしまうと取り除くのが難しくなり、一度の洗濯では細菌が落ち切らなかったり、においが残ってしまうこともあります。濡れたまま放置したり、汗をかいた後放っておかずに、パンツのケアが大切です。

男性の4割以上が1か月以上パンツを洗わないという事実 女性の8割がNG

4割以上の男性が1か月以上パンツを洗わない、という事実を聞いてどのように感じるか女性にきいたところ、約8割の女性が「絶対に受け入れられない」「どちらかというと受け入れられない」と拒否反応を示しています。

月に1回しかパンツ・スラックスを洗わない人に対して、どのような印象を持ちますか聞いたところ、「においそう」「不潔」「近寄りたくない」という声が上位に上がりました。

洗える・速乾性パンツが便利

この時期のオフィススタイルには、自宅で洗える&速乾性があるタイプを選ぶと便利。例えば、ユニクロの「感動パンツ」は超軽量・超伸縮・超速乾。吸水速乾性にも優れているため、汗による不快感ともたつきを軽減し、快適な穿き心地です。自宅で洗濯した際にすぐ乾き、室内干しでも乾きやすいのは忙しい主婦の方や、一人暮らしの男性にも嬉しいポイント。

男性だけでなく女性も、この時期のにおいケアとしても見直してみたいですね。

【実験概要】

1.試験試料の調製:検体を10cm×10cmの大きさに切り取り、10mlの生理食塩水を用いて洗い出したものを試験試料とした。

2.生菌数測定:生理食塩水を用いて、試験試料の10倍希釈系列を作成し、それらの液をソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地(SCDA)へ接種した。

 接種したSCDAは、32.5℃、24〜48時間培養し、培養後、形成された集落数をカウントし、生菌数を換算した。

【参考】
※ 夏場のビジネスマンのパンツ事情 男性の4割以上がパンツを1か月以上洗わない!?女性からは「ありえない」の声続出。 1か月以上洗っていないパンツは新品に比べて2500倍の細菌量!!

【筆者略歴】

神崎 利奈

コスメライター/ブロガー/イベントレポーターコスメの成分についてまで詳しくなってしまうほどコスメ好き。食や美容、健康のイベントに300件以上参加し、レポートしています。お仕事のご依頼はkanzakirina@gmail.comまで。