CARANDONEL / カヌレを片手にぶらり散策もOK

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大分・由布院で、日本を代表する建築家が設計した空間でアートに触れ、自分の感性を遊ばせるショートトリップはいかが?話題のスイーツ店など、周辺の立ち寄りスポット4選を紹介する。マイペースに“好きなもの”を見つける旅は、心の栄養になること間違いなし!

【写真を見る】COMICO ART MUSEUM YUFUIN / 2階のラウンジは由布岳が見える最高のロケーション! 展示された書籍は自由に読むことができる

■ 美術館を満喫「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」

2017年10月にオープンした小さな予約制美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコ アート ミュージアム ユフイン) 」。東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」を手がける隈 研吾が設計した建物だ。展示されるのは、日本を代表するアーティスト・村上隆と杉本博司の2人の作品。鑑賞は予約制のツアー形式なので、じっくり作品と向き合うことができる。建築に興味がある人などが世界中から訪れる。

湯布院の自然や町並みとの共存を目指して、木、土、和紙といった自然な素材を活用。原研哉によるロゴにも注目したい。外壁には日本家屋にも使われている焼き杉を使用。薄く長い軒も特徴だ。

[COMICO ART MUSEUM YUFUIN]大分県由布市湯布院町川上2995-1 / 9:30〜17:30(ツアー形式60分間、案内時間9:40〜16:00) / 隔週月曜休み / 一般1500円、小中高生1000円、未就学児無料 / https://camy.oita.jp ※オンラインでの事前予約制

■ 抹茶だけで6種類!好きな濃さを選べるジェラート「telato」

湯布院で30年以上茶屋を営む「麻生茶舗」がプロデュースする「telato(テ・ラート)」。星野村の高級茶葉を使った抹茶、ほうじ茶、玉露、煎茶など、お茶尽くしのジェラートを味わえる。なかでも人気の「抹茶」は濃度1〜5倍から選べる。

1カップ500円〜。抹茶を含む12種類のフレーバーを楽しめる。1カップ3000円の「プレミアム抹茶」(1日限定3個)も販売する。「麻生茶舗」で取り扱う茶葉やティーバッグ、茶器なども販売している。

[telato(テ・ラート)]大分県由布市湯布院町川上2939-4 / 0977-85-2479 / 10:30〜16:30 / 不定休 

■ 濃厚ガトーショコラは自分へのおみやげにGOOD「由布院『ときの色』」

店主・安部順一さんが、“九州の魅力をもっと知ってもらいたい”とオープン。グルテンフリーのしっとり濃厚な「ガトーショコラ」をメインに、星野村の抹茶を使った「抹茶ショコラ」や、大分産の柚子練りをのせた「チーズケーキ」など、九州産の素材を使って仕上げている。

写真は手前から、「抹茶ショコラ」(1670円)、「ガトーショコラ」(1560円)、「チーズケーキ」(1560円)、「ひと口サイズのタルト」(各200円)。「ホワイトチョコレートのソフトクリーム」(500円)も人気が高い。イートインスペースで通りを眺めながら「コーヒー」(200円)と一緒に味わえる。

[由布院「ときの色」]大分県由布市湯布院町川上2939-4 / 0977-84-5858 / 10:00〜18:00 / 水曜休み

■ カヌレ片手にぶらり散策「CARANDONEL」

由布院で生まれ育った高田淳平さんが手がけるカヌレ専門店CARANDONEL(カランドネル)」。「カヌレ」(1個280円〜)には、由布院産素材や、人とのつながりで手に入る食材を使う。香ばしい生地をカリリとかじると、中から上品なバニラとラム酒の香りがふわり。定番3種類をはじめ、季節限定2種を用意している。

写真は手前中央から時計回りに「クラシック」、「林檎(季節限定)」、「日本茶」、「いちご」(季節限定)、「くるみショコラ」。中はしっとりとした食感。高田さんがフランスで出合った理想のカヌレを追い求めて完成させた自信作だ。焼き上がりは11:00と14:00ごろで、雑貨やチョコレートも販売している。

[CARANDONEL]大分県由布市湯布院町川上2939-4 / 0977-75-9475 / 11:00〜18:00(売り切れ次第閉店) / 木曜休み(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)