48年ぶりによみがえった地底の太陽。神々しさすら感じる黄金の仮面だ

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大阪万博のテーマ館・太陽の塔には「いのり」と題された地下展示があった。岡本太郎が制作した巨大な黄金色の仮面「地底の太陽」を、世界の仮面や神像が取り囲み、呪術的な空間が作りだされていた。

【画像】躍動する光が、太陽の塔の地底の太陽を美しく演出する

しかし、大阪万博閉幕後「地底の太陽」は行方不明に。今回の再生事業では当時のままに復元された。その大きさは高さ3メートル、全長約11メートル。エントランス部分に展示されている。テーマ展示を支えていた世界の仮面と神像も展示、当時の世界観を感じ取れる展示となっている。

さらに、仮面展示に照明を使った演出をプラス。より幻想的で呪術的な雰囲気を醸し出している。(関西ウォーカー・鳴川和代)