もはや毎年恒例の感もありますが、年末に離婚のニュースが続出した芸能界。しかし一般的な既婚女性は、なんと約9割が「自分の夫は愛妻家」と自覚している……そんなちょっとビックリの調査結果を発表したのが、結婚式場の日本最大級クチコミサイトを運営する「株式会社ウエディングパーク」です。世の夫婦は本当にそんなにラブラブなのでしょうか?調査結果をもとに考察してみます。

20代はチュー&甘い言葉、30代は家事育児の手伝いが重要に!

まず前述の既婚女性による「自分の夫は愛妻家」の調査結果ですが、詳細のデータは以下通り。「愛妻家?」という質問に「そう思う」と答えた人は57.2%で、「どちらかというと、そう思う」が33.8%。この2つを合計して、91.0%が愛妻家としています。

さらに同調査ではこれと似たような「パートナーから日常的に『愛されている』という実感がありますか?」と既婚女性に質問。すると「ある」が67.0%で「どちらかというと、ある」が24.0%。やはり約9割の妻は夫の愛情に満足しているようです。

裏を返せば「愛されている」と実感できないと、女性は結婚生活を続けられないのかもしれません

では具体的に、どういう点で既婚女性たちは夫に「愛されている」と自覚するのでしょうか?自由回答を見てみると、以下のような意見がありました。

「毎日、仕事前にいってきますのチューをしてくれる(20代後半)」

「結婚して何年も経っているけど、今だにちゃんと言葉で“愛してるよ”とか“好きだよ”って素直に言ってくれます(20代後半)」

「育児や家事を私と同じようにこなせるので、手の回っていないところをさりげなく手伝って助けてくれる(30代前半)」

20代のうちはチューや甘い言葉、30代になると「家事や育児の手伝い」といった点が「愛されている」のポイントとなるのでしょうか?

30代になると甘い愛情表現よりも、家事の手伝いが重要になるようです。

妻は愛される努力をしているが、夫はその陰でもっと大変!?

ここまで夫からの愛を実感している既婚女性ですが、そのための努力は何か具体的にしているのでしょうか?同調査で「あなたは“愛され妻”になるために、何か工夫をしていますか?」という質問を行なったところ、「はい」は76.6%。約8割近くは具体的な努力工夫をしている自覚があることが判明しました。

努力しているからこそ、愛されている自信がうまれるのでしょうか?

しかしその一方で同調査では「『愛妻家』だと思う男性芸能人ランキング」も調査。結果を見ると、既婚女性の別の本音も見えてきます。

「愛妻家」だと思う男性芸能人ランキング

1位 藤本敏史(FUJIWARA)……72票

2位 佐々木健介……71票

3位 DAIGO……66票

4位 ヒロミ……62票

5位 杉浦太陽……52票

1位と2位の差はわずか1票!実は同調査では昨年も同じ調査を行なっていますが、その時は1位が佐々木健介で46票、2位が藤本敏史(FUJIWARA)で35票でした。つまり昨年同様この2人が芸能人の“愛妻家2トップ”なのです。

なぜ、藤本敏史と佐々木健介は愛妻家として既婚女性にずっと支持されているのでしょうか。2人の共通点はズバリ「妻が夫にモノが言える」ではありませんか?ちなみに今回の調査で藤本敏史と答えた人の意見として「なんでも言うこと聞いてくれそう。何を買っても揃えても文句言わなそう(30代前半)」というものがありました。「なんでも言うこと聞いてくれそう」という点で愛妻家の度合いを判断されてしまうと、夫としては大変そう。しかしそれでも既婚女性が夫の愛情に満足しているのであれば、世の旦那さんも努力しているのでしょう。結婚生活でラブラブになるのも、なかなか大変そうです……。

【調査概要】
調査媒体:ウエディングパーク
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年12月11日(月)〜12月17日(日)
有効回答:20代〜30代の女性 186人