東京電力フュエル&パワー 川崎火力発電所の煙突の前で撮影するカメラガールズ

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約4000人以上が参加するカメラサークル「カメラガールズ」のメンバーが12月9日、川崎火力発電所を訪問。プロカメラマンと共に“インスタ映えスポット”を撮影するイベントが開催された。普段入ることができない場所ともあって、「撮りたいところがあり過ぎ。これがリハーサルだったら良かったのに!」「『天空の城ラピュタ』の世界みたいだった!」と大いに盛り上がった。

【写真を見る】応募が殺到した今回の川崎火力発電所撮影ツアー

この川崎火力発電所撮影ツアーは、カメラガールズとTEPCO公式インスタグラムによるコラボレーション企画。TEPCOのインスタで写真撮影を担当し、高い評価を得ている写真家の光永純起氏が特別講師として参加し、さまざまな工場の魅力や、工場撮影の基本などを伝授。実際に現地を一緒に巡ってくれる1日限定のツアーだ。

川崎火力発電所を訪れた一行は、光永氏オススメの「タービン建屋」「排熱回収ボイラーの屋上」「変電所」「煙突」を巡った。発電所は通常一般に開放されていないが、多数の“インスタ映えスポット”があるという。

なかでも人気だったのが「排熱回収ボイラーの屋上」。川崎火力発電所全体を俯瞰で撮れるうえに、周囲の工場地帯の風景や、空港を発着する飛行機も間近で撮れる、まさに“インスタ映え”スポットだ。

今回のツアーをガイドしたTEPCO担当者は、「みなさん、すごく嬉しそうで特に屋上での撮影タイムが『足りない』『もう少しいたかった』『1日中でもいたい』と言っていただき非常に嬉しかったです」とコメント。屋上で名残惜しそうに、カメラを構え続けるカメラガールズたちの姿が印象的だったそうだ。

カメラガールズにとって火力発電所の撮影は今回が初めて。代表の田中海月氏は「待ってましたとばかりに、今までで1番じゃないかというくらい応募が集まりました。20名の枠に対し、80名くらいから参加したいとの声をいただいたんですよ。ものすごく人気でしたね」と企画に手応えを感じたよう。

「写真好きの女性にとって発電所は人気の被写体なんです。インスタでも人気で、そればかり撮っている人も。でも、これまで中に入る機会はなく、具体的にどのような名称の建物があるのかもよく分かっていなかった人が多いと思うので、ガイドをしていただいた上で撮るとより面白かったんじゃないでしょうか」と語った。

また、電力設備を身近に感じる機会になったとも言い「そもそも『電気って作っていたんだ。電気って送電されているんだ』と改めて実感する機会にもなりました。発電所に入ってみると、清潔感があって、撮りがいもあって新鮮でした。屋上ではテンションが上がり過ぎて、『落ちてもいいや』と思ったくらい(笑)」とジョークを飛ばすほど興奮した様子だった。

2017年のユーキャン新語・流行語大賞を受賞した「インスタ映え」。このムーブメントはしばらく続きそうだ。【ウォーカープラス編集部】(東京ウォーカー(全国版)・Raira)