プロの保湿テク:化粧水はお肌がツヤっと光るまでやるべき?

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大人になればなるほど、美人度をあげるには乾燥知らずの“うる肌”がポイントになってきますよね。しかし保湿効果の高いスキンケアアイテムを使っていても、使い方が間違っていると、その効果が半減してしまうことも。

そこで今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、うる肌を叶える“基本の保湿テクニック”をご紹介したいと思います。

大人になったら、週に1度のスペシャルケアはマスト

週に1回程度スペシャルケアを取り入れるだけでも、うる肌へと一気に近づくことができます。一般的に知られているシートマスクなら、簡単に取り入れられるので無理なく継続できるのではないでしょうか。

ただし毎日シートマスクをする、シートマスクを長時間のせたままにするなど、よかれと思ってやってしまっている方はいませんか? スペシャルケアもやり過ぎはかえってうる肌の妨げになる場合があるので注意して。シートマスクでいえば各メーカーの推奨する使用頻度を守り、お肌の乾燥を防ぐためにはシートが乾く前に必ずお肌からとるようにしましょう。

化粧水はお肌がツヤっと光るまで

画像:杉本由美

スキンケアでうる肌になるために一番重要なのは、化粧水でしっかり保水ができているかどうかだと筆者は考えます。重ね付けはもはや常識ですが、何回くらい重ね付けすればよいのでしょうか。

化粧水を重ね付けしていくとお肌があるとき、ツヤっと光りだします。筆者がいつも目安にしているのは化粧水を重ね付けしていき、お肌からみずみずしいツヤが出ればしっかり保水できているサインとしています。これを目安にしっかり潤いを補えていればこそ、うる肌が叶うのだと思います。

乾燥が気になる部分は、“ミルフィーユづけ”がマスト

画像:杉本由美

日々のスキンケアをひと通り順番につけてフィニッシュ。それでしっかり保湿できていれば問題ありませんが、今日はちょっと乾燥が気になるというときや、部分的に目元だけ乾燥が気になるというときに使えるテクニックです。

乾燥が気になる部分にはもう一度化粧水、クリームとミルフィーユのように重ね付けすることで潤いをチャージ。乾燥による小じわが気になりだした方にもおススメするテクニックです。

いかがでしたか? うる肌になりたいからこそ、よかれと思って行っていたことがかえってよくない、ということもあります。毎日お肌の状態も違いますから、日々お肌の変化に敏感になりながら、基本の保湿をしっかりと行ってみてくださいね。

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※ 杉本由美

【筆者略歴】

杉本由美

手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。MISS GRAND JAPANの公式講師も務める。アンチエイジングやシーンに合わせた美肌メイクで大人可愛い魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられる美肌Lifeを送る。