最大7.75メートルの9面スクリーンには春、夏、秋、冬、四季の森が映し出される

写真拡大

1月28日(土)から開催される、米や和食の食材をモチーフにしたデジタルアートが楽しめる新感覚の展覧会「食神様の不思議なレストラン展」。古事記をモチーフにした同展では、来場者は神の使いであるキツネに化かされて神々の住む森に迷い込み、神様のレストランを目指す過程で、和食の魅力を体験する…というストーリーを楽しむことができる。展示の最後には、「美山荘」中東久人やフレンチの巨匠ジョエル・ロブションをはじめとした料理人たちによる、日本の昔話をテーマにした食事も味わうことができる。今回はそんな同展覧会のデジタルアートの見どころを紹介!

【写真を見る】お椀に盛られたお米に触れると映像が始まり“お米のストーリー”を体感できる

■ 9面スクリーンを使用した“四季の森”

和食の重要な要素である四季と旬の食材を知るインタラクティブコンテンツが登場。来場者の動きを感知すると、目の前の森の映像が春、夏、秋、冬に変化、さらに季節ごとの旬の食材が現れる。最大7.75mのスクリーンを9面活用し、本物の森にいるような奥行き感のある立体的アート体感できる。その迫力は、まさに“見る”ではなく“体験”と言っても過言ではない。

■ 直径1.8mのお椀から広がる「お米」のストーリー

お米は日本人にとって特別な食材だ。そんなお米が、田んぼから食卓に上がるまで繋がっていくストーリーを、映像で体感できる直径1.8mの巨大なお椀が登場。お椀に盛られたお米に触れると映像が始まる仕様になっている。

■ 世界最高峰のデジタルアート集団「モーメント・ファクトリー」

「モーメント・ファクトリー」はマドンナなど、一流アーティストのライブ演出をはじめ、バルセロナのサグラダ・ファミリア大聖堂、シルク・ドゥ・ソレイユ、ディズニー、ソニーなど350件以上のショーや体験型イベントを作り上げ、世界的な実力と実績を誇るアート集団。彼らによって制作される本展のデジタルアートは一番注目すべきポイントだろう。世界最高峰の映像と、和の文化が一体どのように調和しているのか気にせずにはいられない。開催まであと5日としながらまだまだ謎が多い「食神さまの不思議なレストラン展」。今後の動きにも注目だ。【ウォーカープラス編集部/コダマタイチ】