こんにちは。PR会社に勤務しているまゆ子、36歳独身です。

婚活をはじめて6年。今までに登録した結婚相談所は3社。連絡を取り合った男性は120人を超え、お見合い相手は70人超え。

連載を始めたころは、もう婚活が終わるから、婚活後輩たちの参考になればという思いで始めた日記でしたが、今はそんな心の余裕などありません(笑)。

先日、Suits-womanの人気連載『女のもやもやセラピー』の白玉あずきさんからは「婚活ゾンビ」と記事を書かれてしまい、当初私はかなり落ち込みました。でも彼女の言葉、かなり的を得ていて、よく考えたらその通り! よくいただくコメントからも、周囲から私がどう思われているかを知り、いろいろ考えさせられました。

そんな中、私が出会ったこの男が、私の婚活人生を休ませる決意をさせてくれたのです。ある意味感謝!?  でも彼は、警察に訴えようかと思うほどのとんでもない最低男でした。

「まゆ子、しばらく婚活お休みします!」

婚活生活6年、ついにお休みを決意しました!

IT企業に勤めるIさん、34歳。細マッチョな体型の彼は俳優の鈴木浩介に似たスマートな知性派男性。

お見合いの申し込みは彼の方からでした。私が何人ものお見合いお断りメールをもらい、少々落ち込んでいたところでいただいたとてもありがたいご縁でした。

お見合いのお返事はすぐにお返ししました。今までは「即答すると飢えているように見える」と思い、あえて1日温めてから返事したりしていましたが、今はそんな余裕もないくらい、正直焦っていました。

何しろもうすぐ私は37歳。他人からは36歳も37歳も変わりないと思われそうですが、私の中ではこの1歳がすごく大きな階段でした。最近は出産年齢が上がっているとはいえ、出産のリミットもどんどん近づいている……。

とはいえ、焦っていると思われてはいけないことはわかっています。お返事は即答でしたが、丁寧に、がっついていないスタイルで送らせてもらいました。

そして迎えたお見合い日。彼は私より2歳年下でしたが、知的な雰囲気が彼の年齢をあげて見せたのか、あまり年下っぽさがありませんでした。

「こんにちは。まゆ子さんですね。お会いできて光栄です。SEをしていますIと申します。ちょっと緊張していますが、よろしくお願いいたします」

彼はとても礼儀正しく、話し方もとてもスマートでした。

「ご連絡いただきありがとうございます。私も実は緊張していて……。こういう場は不慣れでドキドキしていますがよろしくお願いします!」

彼の方が何度目のお見合いだったか知らないけど、少なくとも私はもう70回以上この場を経験しているのでベテラン中のベテラン。それでも毎度ドキドキするもの。今回は思っていた以上にいい人そうだったので余計少し意識していました。

1回目のお見合いではお互いの仕事のこと、趣味のことを少し話しあい、意外と話は盛り上がり2回目のデートへ。

2回目のデートは、彼の仕事が早く終わるという火曜日に夕食を一緒にすることに。

SEの仕事が忙しいという彼は、デートの時もPCを持ち運び、何かトラブルがあった時はその場ですぐに対応をするほど仕事熱心な人でした。

以前は「デートにまで仕事を持ち込むなんて!」と不満に思っていましたが、今の自分は違いました。自分も年齢を重ね、仕事での立ち場が上がり、仕事の責任を覚えたせいか、「公私混同も時には必要」と思えるようになっていました。そしてむしろ真面目に仕事をしている姿を見ることができ、安心すらできました。

途中何度かお仕事の作業をされましたが、デートは楽しく過ごすことができました。

彼は自分のやっている仕事をわかりやすく説明してくれて、いまこんなトラブルがあって……と話してくれました。実は趣味はドローン作り。そのドローンを使って旅先で撮影をするのが好きという、ちょっとマニアックな話も聞かせてくれました。

正直住む世界が違いすぎて、よく理解はできませんでしたが、熱中できる趣味があることは素敵なことだと思いました。

3回目のデートは、土曜日のランチデートでした。彼の提案でランチ後は公園を散歩することに。そして突然の告白。

「もう自分も大人だし、何度か会えば相手がどんな性格かわかるようになりました。まゆ子さんとはまだ3回しか会っていませんが、とても優しく、あたたかい女性であることがわかりました。話も興味深く聞いてくれるし、一緒にいて安心できるのです。私は本当にパソコンに向かってばかりの面白くない人間ですが、もしよければお付き合いしていただけませんか?」

彼はとても奥手そうに見えたし、まだお付き合いには早いかな〜と思っていたので、急な告白にびっくり。私が最初戸惑っていると……。

「付き合っていくうちにお互いを知って行けばいいと思いますし、お友達からという形でどうですか?」

彼の謙虚な告白に心打たれ、とりあえず「お願いします」とお答えすることにしました。

まだIさんのことは全然知らないし、正直彼の趣味や仕事も自分の理解の域を超えていました。でも徐々にお互いのことを知りればいいという彼の提案に納得。安心して彼との生活をスタートさせたのです。

3回目のデートの帰り、さっそく彼は自分の家に来ないかと誘ってきました。

奥手そうに見えてすごく積極的な態度に思わず躊躇してしまいましたが、そんな強引な感じではなく、「今作っているドローン、見てみない?」と私が興味を持ったドローンの実物を見せてくれるといういうのが誘い文句でした。確かに私は、本物のドローンというものに興味がありました。

「今日は親と夕食を食べる約束があるので、早めに帰らなくてはいけないのです。でもIさんの作ったドローンは見てみたいし……せっかくだし少しだけお邪魔させてもらおうかな〜」

「では少しだけ。家の場所も知っておいてもらえれば、これから会いやすくなりますもんね!」

彼はちょっとの訪問でも快く引き受けてくれました。

こうして私は出会って3日目にして、新しくできた彼の部屋に行くことになったのです。しかし、その部屋で今後史上最低な出来事が起こることになるとは!……続きはその2へ

■プロフィール

 まゆ子

PR会社に勤務しているまゆ子、36歳独身。
見た目は目鼻立ちくっきりの美人で北川景子似。(良く言えば)
神奈川県にある私立女子高校を卒業後、都内の有名女子大を卒業。
婚活歴6年。出会った男性は100人以上!
ちなみに趣味は最近始めたヨガ。特技はピアノと人間観察。
ファッションは大人かわいい系。メイクはナチュラル。ヘアスタイルはボブ。身長は155僉

<男性のタイプ>
男性のタイプは、そこそこの大学を出て、そこそこの一般的な企業に勤めていればOK。
年齢は40歳以下の未婚を希望。オシャレに越したことはないけど、普通のセンスならいいかな。
理想を言えば、相手に尊敬する部分があり、自分をリードしてくれる人。身長は170儖幣紊蚤世辰討覆た諭