ファーム・ガーデンから、メドウ・ガーデン、さらにア―ス・ガーデン、日高山脈を望む、広大な北海道ガーデン「十勝千年の森」

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スケールの大きな4つのテーマガーデンで、四季折々の風景を楽しめる「十勝千年の森」(上川郡清水町)が、4月29日(祝)より2016年のグリーンシーズンの営業をスタートする。

【写真を見る】春のおすすめは、美しい残雪の日高山脈を背にした「アース・ガーデン」

日高山脈と十勝平野の境界部分に広がり、英国の権威ある団体から、日本で唯一、“世界で最も美しい庭”と称賛されたガーデンがあることでも知られる「十勝千年の森」。大自然に溶け込み、大地の恵み、そして自然とのつながりを感じられるこの“北海道ガーデン”は、2008年のオープン以来、訪れる人々の心を魅了し続けている。

花の最盛期は6月からの夏の時期だが、春には春の、秋には秋の美しさを見せるこの地で、雪解けの春、まさにこのゴールデンウィーク時期に訪れたいのは「アース・ガーデン」。日高山脈の形にインスパイアされデザインしたというこの「アース・ガーデン」は、もとは平坦だった5ヘクタールの大地に、大小13の芝の丘が大きな波を打つ、遊び心にあふれた大地の庭。美しい残雪の日高山脈と新緑芽吹く庭が織りなすダイナミックなコントラストは、北国の春ならではの絶景といえるだろう。

ガーデンを散策したあとは、広大なキッチンガーデンを眺められる「ガーデンカフェ ラウラウ」でひと休み。おすすめは、近隣で採れた新鮮な牛乳を使用し、施設内の工房で作られたチーズをのせた「ピザ」(単品1100円、ミニサラダ・ドリンク付きで1450円)。そのほか、「パスタ」(単品1100円、ミニサラダ・ドリンク付きで1450円)や「ケーキ&ドリンクセット」(700円)も用意。夏の期間は、自社農園で丹精込めて育てたハーブや野菜がメニューに彩りを添える。

また、ゴールデンウィークの5月3日(祝)から5月5日(祝)は施設内のビジターセンター「マンサードホール」にて、帯広名物「豚丼」(500円)や「豚汁」(350円)、「セルフ炭焼きソーセージ」(250円)、「じゃがバター」(150円)といった北海道グルメも提供される。

そのほか、芝生の上での「セグウェイ試乗」(10分1000円)や、ガーデナー必見の「花苗の販売」(500円から)も実施。「チーズショップ」では工房で作られたチーズを販売するほか、「ゴートファーム」ではかわいいヤギの見学も可能だ。

長い冬を越えて、パワーをいっぱい蓄えた北海道ガーデンへ、春ならではの景色を楽しみに訪れてはいかが。【北海道ウォーカー】