能「小鍛冶」より

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鎌倉市長谷の「鎌倉能舞台」では、5月3日(祝)と6月9日(木)の二日間、「能を知る会 鎌倉講演」を実施する。

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「能楽」は約650年の歴史を持つ日本の伝統芸能。重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

このイベントでは、敷居が高く難しいと敬遠されがちな古典のイメージを払しょくし、豪華で美しい能の世界を分かりやすく紹介。

5月3日(祝)は、「名刀」をテーマに、足利時代より続く水戸本阿弥家14代当主、本阿弥光蓮氏による、日本刀についての講演と、朝の部では能「小鍛冶」を、昼の部では能「弟六天」を講演。6月9日(木)は、「源氏物語」をテーマに、国文学研究所資料館の小林健二氏による文学・能楽の両面からなる源氏物語の講演と、朝の部では能「浮船」、昼の部では能「源氏供養」が行われる。

入場料は各5500円。これからの季節、鎌倉で日本文化に触れてみてはいかが。【横浜ウォーカー】