カルチャーを切り口に街を見つめ、時代を彩るキーワードを盛り込みながら、そこに生きる人々のリアルをシニカルかつユーモラスに描く渋谷直角さん。自身も長く住んでいたという祐天寺を舞台に、この街で起きていたかもしれない“男女の物語”を書き下ろしてもらった。古着女子。祐天寺の深夜3時。リーバイス501、チャンピオンのリバースウィーブのスウェット、ニルヴァーナのバンドTシャツといったアメリカ古着が何十万円、何百万