【アイス】評論家イチオシ! 2015年冬注目の「コンビニアイス」ベスト10
寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。寒い冬の日は、こたつに入ってみかんを食べたり、鍋をつついたりするのが定番ですね。でも、最近では「冬アイス」がブームとのこと。暖かい部屋でアイスなんて、結構合いそうですね。
そこで、以前もご登場いただいた、コンビニアイス評論家、アイスマン福留さんに、2015冬のコンビニアイスランキングTOP10をお伺いしました。冬しか食べられない限定アイスから、定番のものまで、幅広いラインアップになっていますよ!(※2015年1月上旬現在)
第10位 グリコ ジャイアントコーン ダブルストロベリー
期間限定のジャイアントコーンです。いちごアイスといちごソースでダブルストロベリーなんですが、いちごチョコも使われているので実はトリプルストロベリーですね。通常のチョココーティングのものはナッツ系のトッピングですが。これはクッキークランチが乗っています。ジャイアントコーンは、コーンが香ばしくサクサクとしておいしいので最後は名残惜しくなり、ついついもう1本食べたくなってしまう魅力があります。
第9位 ロッテ ジェラートマイスター ピスタチオ
日本唯一のイタリアンジェラート協会認定のコンビニアイスです。本気度が高く、本格派のプレミアムジェラートです。コンビニでも買えますが、スーパーのほうが置いてある確率が高いですね。カーマン種というピスタチオを熱風ローストで香ばしく焙煎していて、とてもおいしい。おいしい食べ方としては、冷凍庫から出してすぐ食べるのではなく、ちょっと溶かしましょう。溶けてくると味が濃厚になります。またこの商品は練って食べると本格派のジェラートショップのような味が楽しめます。
第8位 森永製菓 板チョコアイス
定番の商品ですね。見た目は板チョコそのもの。全体の45%がチョコレートになっています。ベルギー産のチョコレートを使っていて、アイスなんだけれども半分板チョコのようなもの。板チョコも食べたいしアイスも食べたいという欲張り仕様です。チョコ部分がほどよい感じのミルクチョコで、食べごたえバツグン。満足感が高いアイスです。
第7位 ロッテ 真ん中ももちもち雪見だいふく いちご
雪見だいふくのアイス部分がいちごアイスで、その中にもちもちの練乳ソースが入っています。いちごと練乳の組み合わせは間違いないですね。ソースはもちもちというかトロッとした感じです。雪見だいふくは、冬アイスというカテゴリを作ったパイオニア的なアイス。こたつでみかん、そして雪見だいふくといった感じで広く認知されている定番アイスですね。
第6位 セブンプレミアム チョコレート&バニラモナカ
乳脂肪分12%のバニラアイスに、チョコレートも贅沢に使われています。もなかの皮がパリッパリです。製造はチョコモナカジャンボを作っている森永製菓なんですが、その高級版といった感じ。値段はちょっと高めですが、その分品質も高い。めちゃくちゃおいしいんで、よく買って食べています。
第5位 井村屋 きんつばアイス
ミルクアイスの中に凍ったあんこが入っています。ミルクアイスからあんこが透けて見えるので、見た目がきんつばです。あんは甘納豆入り。やはり、つぶあんといえば井村屋ですね。スティックに「きんつば」と焼き印されていてわかりやすいのもいい感じですね。和風系のフレーバーが好きな人は間違いなく好きだと思います。
第4位 赤城乳業 旨ミルクチョコレート
「ガリガリ君」や「ガツン、とシリーズ」に並ぶ赤城乳業の人気アイス。旨ミルクはとてもおいしいアイスでして、昨年パッケージを牛柄からストライプにリニューアルしました。これはチョコレートがとてもおいしいんですよ。ビターなチョコ(同社の商品「BLACK」に似た味わい)と、乳脂肪分16%の濃厚うまミルクソースのハーモニーがバツグンなんです。
第3位 森永乳業 MOW ホワイトチョコレート
130円のカップアイスとは思えないクオリティのアイスです。コストパフォーマンスが高い
脱脂濃縮乳とクリームを使っているので、ハーゲンダッツなどと同じような濃厚なミルクの味が楽しめます。しかもラベルクリーン処方といって、乳化剤や安定剤を一切使わず、原材料をシンプルにしているのも特長です。MOWはミルクがメインですが、そこにホワイトチョコを練り込んでいます。マイルドなので、ホワイトチョコが苦手という人でも食べられると思いますよ。ホワイトチョコなので、バレンタインデーやホワイトデーにちょうどいい冬のアイスですね。
第2位 ハーゲンダッツ スペシャルエディション アントワネット
2011年から毎年発表されているスペシャルエディションは、現在は2種類発売されています。毎年ひとつはオペラと決まっていますが、今年のもうひとつのほうが「アントワネット」です。ケーキのアイスですね。フランスボルドー産の赤ワインを使ったアルコール0.6%未満のアイスと、真ん中にスポンジケーキ、下が甘さ控えめのカスタードアイスになっています。その上からトロッとした赤ワインソースがかかっていて、銀箔が散りばめられています。一言でいえば大人の味ですね。432円とかなり高級なんですけど、毎年楽しみにしている人もいて、外せない商品ですね。ほんとにスペシャルな味わいです。
第1位 松崎冷菓 うみのしおアイスもなか
これはナチュラルローソンでしか売っていません。“おにうま”です。税込で280円なんですが、高知県のこだわりの牛乳と、室戸の海洋深層水を使っていて、とてもコクがあります。なんだろうこれっていうくらいおいしいんですよ。大きなアイスメーカーではないので生産数が限られていて、広くは販売できないんです。コンビニで買えますが、確実にコンビニアイスのクオリティを超えています。これは多くの人に食べてもらいたい。今すぐみんなナチュラルローソンに走ってもらいたいなと思います。
ということで、2015年冬アイスランキングTOP10でした。みなさん、もう食べたことがあるものの、まだ食べたことがないものもあると思います。ぜひご賞味ください。
■日本アイスマニア協会設立で世界にアイスの輪を!
ちなみにアイスマン福留さんは、昨年「一般社団法人 日本アイスマニア協会」を設立しました。主な活動としては、月1回程度開催されている「アイスマニア☆ミーティング」の開催と、ホームページ上でのおいしいアイスの情報発信となっています。
アイスマニア☆ミーティングは、各アイスメーカーさんによる発売前の新作アイス試食会がメイン。毎回70〜100名ほどのアイスマニア協会員が参加し大盛況とのこと。
なお、協会員になるには「アイスマニア検定」に合格しアイスマニアになるのが条件となっています。
このアイスマニア検定、結構な難易度。アイスクリームの歴史や、文学作品などにも通じていなければなりません。僕も受けてみましたが、73点で不合格でした。
でも、何度でもチャレンジできるので、アイスマニアになるためにもっと勉強して、再度受験してみようと思います!
夏の暑いときに食べるアイスはもちろんですが、冬の寒いときに食べるアイスもまた格別。コンビニにいったついでに、ちょっとアイスコーナーを覗いてみませんか?