全部食べたい! 新横浜駅の売れ筋「駅弁」ランキングトップ5を食べ比べてみた

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<横浜のココがキニナル!>

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新横浜駅には美味しそうな駅弁がたくさん売られていて、いつも帰省の度にどれを食べようか迷います。そこで、新横浜駅の駅弁売れ筋ランキングをぜひ調べてください(jetstarさんのキニナル)

※本記事は2012年12月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

■新横浜駅の駅弁売れ筋ベスト5は?

旅行や帰省、出張などで利用することの多い新幹線。新幹線というだけでなんとなくワクワクしてくるのは記者だけだろうか。その楽しみの一つになっているのは駅弁だ。

対応してくれたのは、販売元の株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ広報担当の和田さん、同社横浜営業所所長の松宮さん、そしてJR東海の原田さん。

取材場所は新横浜駅構内にある売店。

 

東海道新幹線の運行本数は1日約330本以上、約39万人の乗客が利用している。新横浜駅では多くの乗客に対応できるよう、平日1500〜2000個の駅弁を用意しているという。購入できる駅弁は定番の「幕の内弁当」から季節限定、コラボ弁当など豊富なラインアップとなっている。

新横浜駅で買える駅弁の人気ランキングベスト5は、株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズの1ヶ月間(平成24年12月1日〜12月31日)の売り上げをもとに集計した。

■いよいよ人気ベスト5の発表!

★第5位「鶏照焼き重」(850円/936kcal)


白飯の上に鶏そぼろと玉子そぼろ、その上に大きくカットされた鶏の照り焼き! 鶏と玉子がふんだんにのった「豪華な親子弁当」という感じ。鶏の照り焼きはとてもやわらかくてボリューミー。副菜の煮物とポテトサラダはサッパリ味で、照り焼きとの相性も◎

★第4位「味わい」(680円/677kcal)

価格、カロリーともにお手頃な駅弁。この量でこの価格は嬉しい。白飯に梅干ではなく、そぼろご飯になっているところも高ポイント! 煮物や海老フライからシューマイなど、大人にも子どもにも人気のおかずが豊富に入っている。

★第3位「深川めし」(850円/670kcal)

アサリのダシ汁で炊き込んだご飯がなんとも贅沢。しかもご飯の上には、アサリの浅炊きに焼きアナゴとハゼの甘露煮もトッピング! コロンとした小ナスの漬け物が2つも添えられているのも嬉しい。

★第2位「横濱オムライス」(750円/689kcal)

「開発段階で横浜の老舗洋食店から伝統の味を学んだ」というオムライスは、駅弁なのにトロトロ玉子を実現させたという驚きの逸品。ハンバーグやポテトも添えられ、洋食好きにはなんともいえない弁当。

もちろん記者のイチオシは「横濱オムライス」!  試食した感想は後ほど!

■気になる1位は!? そしていよいよ試食!

★第1位「焼売炒飯弁當」(880円/703kcal)

シューマイとチャーハンがドッキングした、ボリューム満点の駅弁が大人気。主菜は豚肉の旨みがギュッと閉じ込められた肉シューマイと、プリップリの海老シューマイ。チャーハンは、油っこくなくて冷めてもおいしいと好評。

どれもおいしそう! 人気がある理由がわかる。また横浜という土地柄もあり、上位2位は中華や洋食など横浜にゆかりのあるものが占めていた。

また、これらの駅弁は新横浜駅構内で買えるので、新幹線を利用した帰りに自宅へのお土産として買って帰るのもありだと思う。

ランキング紹介の取材が終わり、編集担当に連絡を入れた。すると、電話の後ろで何やら吉田編集長の不気味な声が聞こえる。
「駅弁はやっぱり新幹線に乗って食べてなんぼだろ〜」

ふっふっふっ・・・。そうくると思った。「すでに新幹線のチケット購入済みですよ〜」

ときに、はまれぽの取材は、見えない何か(吉田編集長)と戦っているような気がすることがある。そして今日は、嬉しいことに勝ちが見込める!

というわけでここからは、「新幹線に乗って美味しい駅弁を食べてみよう」企画スタート。

■駅弁を持っていざ小田原へ!

新横浜から小田原まではたった15分。この間に3位までの駅弁を試食。

それだけではなく、乗車直前に和田さんから「3月21日からひかりとのぞみの車内販売で、三本コーヒーさんと株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズのコラボコーヒーを販売しています。『横濱珈琲物語〜AROMA EXPRESS CAFE ブレンド〜』という、1ヶ月間限定のコーヒーです」というキニナル情報を得た。

三本コーヒーといえば「MMC」のロゴで有名な横浜の老舗メーカー。しかも「期間限定」というコトバ! これは試さないわけにはいかない。・・・果たしてすべて試食することは可能だろうか。


車内に乗り込んだと同時にさっそく、第1位の「焼売炒飯弁當」をいただく。

発車前に弁当のフタを空けてスタンバイしていた記者。撮影時のみ余裕の表情をつくる

評判の海老シューマイをひと口で食す。本当に海老がぷりぷり! 確かに美味しい! フカヒレ入りのあんがかかった肉味噌ビーフンのうまさは、弁当の域を超えている! チャーハンの米はパラパラしていて本格的。

窓の外の風景から推測すると、現在位置は大和市に入ったくらいだろうか。もうひと口、と箸をすすめたいところをぐっとこらえてお次へ。

第2位の「横濱オムライス」。これは記者が一番楽しみにしていた駅弁だ。
玉子はトロトロだろうか? ケチャップライスは懐かしい味がするだろうか?

■2位、3位の駅弁も試食!


購入してからしばらく時間が経っているにもかかわらず、本当に玉子がとろっとろ、ふわっふわなことにおどろく! ケチャップライスも期待を裏切らないし、あとがけのソースは、トマトケチャップとウスターソースがミックスされた濃厚な味。あー、もう少しゆっくり味わいたい・・・。

さて、第3位は「深川めし」。 中華、洋食ときて今度は和食だ。
ここで一度時計を確認。え? すでに16時! 小田原到着時間は16:07の予定だ。急いで最後の試食をしなければ。

ハゼの甘露煮がちょうどいい甘さ。薄味のアサリの炊き込みご飯が合うこと合うこと! 

よし、駅弁の試食は終了(・・・完食はしていないけど)。この時点で16:04。あと3分で小田原・・・。この間に「横濱珈琲物語〜AROMA EXPRESS CAFE ブレンド〜+横濱ハーバーのセット(420円)」を試食!

東海道新幹線のコーヒーブランド「AROMA EXPRESS CAFE」と、生まれも育ちも横浜の老舗三本コーヒーの「横濱珈琲物語」がコラボしたコーヒーは、ひかりとのぞみの車内でのみ販売。卒業や入社など「人生の節目」を迎える人が多いこの春の時期に、「何か特別なおもてなしをしたい」という思いから生まれたコーヒーだ。

焙煎は三本コーヒーの工場で行い、カップのイラストは横浜の歴史的な情景4種類。期間は4月中旬までの予定だが、売り切れ次第終了してしまうので、乗る機会がある人はぜひ味わってみて!

このとき、車内アナウンスが聞こえてきた。
「小田原、小田原に到着いたします」

コーヒーとハーバーを実食。大急ぎでハーバーをほおばりつつ「おいしい〜」と言っている

デザートの甘いハーバーに深煎りで程よい苦味のコーヒーがよく合う。熱いコーヒーを冷ます間もなく小田原に到着した。

「どうだ、吉田編集長!」
新幹線を下車し、吉田の言葉を思い出す。

「駅弁はやっぱり新幹線に乗って食べてなんぼだろ〜」

確かにその通りだ。慌ただしかったが、どんどん変わる車窓からの景色を眺めながらの試食は、想像以上に美味しく感じられたような気がする。

■取材を終えて

せっかく新幹線に乗って小田原まで来たのに、そのまま帰るのはあまりにもったいない。
というわけで、駅弁の残りを持って小田原城に行ってきた。

1時間滞在し、17時過ぎの東海道線に乗って横浜へ帰った。今度はゆっくり横濱オムライスを食べながら旅に出ようと思う。

―終わり―