間違いやすい言葉「超える」と「越える」

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似ているけど、使い方が違う2つの言葉をご紹介します。知っておけば恥をかかなくてすむかもしれません。

■「超える」と「越える」

100万円を超える、限界を超えるというように、「超える」は数量や基準を上回ること。「越える」には場所や時間、点を通り過ぎるという意味があり、山を越える、障害を越えるといったときに使います。

■「平行」と「並行」

「平行」とは、線や面がどこまでも交わらないこと。「並行」には、並んで進む、2つ以上のことを同時に行うことを指します。

■「混ぜる」と「交ぜる」

どちらも2つ以上のものを一緒にすることを指しますが、それらの性質が変わらないときには「交」を使います。たとえば、赤いペンの入ったケースに黒のペンを入れても区別できるので、この場合は「交」が正解。

まざることによってそのものを区別できないときには、「混」を使います。カレーに牛乳を加えたときには、牛乳だけを取り出すことができないので、「混」が正解です。

(OFFICE-SANGA)