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“大人の泡もの”といえば、シャンパンやビールにとどまらない。ノンアルコールドリンクも豊富な今、大人味のスパークリングは、シチュエーションに合わせて選ぶ時代。美味しい料理と合わせるときは、特に食材の味を引き立ててくれる“泡もの”を選びたい。たとえば、レモン果汁配合で、フレッシュで程よい酸味とほのかな苦みが効いている切れ味のあるさっぱりとした味わいが魅力の「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」。注いだ時に立ち上る繊細な泡はシャンパンを思わせ、心を浮き立たせてくれる大人の泡ものだ。
そんな大人の泡を存分に楽しむためのクルーズイベントが、秋晴れの青空が広がる11月8日、東京湾で開催された。南青山のレストラン「ナリサワ」のオーナー、成澤由浩シェフの料理と冷えた「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」の“ビタースイート”な味わいが出逢うと、そこに料理と泡ものの新たな楽しみ方が広がる。早速、当日のイベントの模様をレポートしよう。

大人の泡を存分に楽しむためのクルーズイベント

絶好のクルージング日和となったこの日、品川を11:30PMに出港したQueen Grace号には、約20名の本物を知り尽くした大人たちが乗船した。迎えるのは、南青山のレストラン「ナリサワ」のオーナー、成澤由浩シェフと、レモンイエローのタイ&チーフで決めたアンドレア・ポンピリオ氏。ランチタイムには、成澤シェフがこの日のために知恵を絞った、ビタースイートな味わいに合うケータリングが供された。

左:Queen Grace号船内、右:南青山のレストラン「ナリサワ」のオーナー、成澤由浩シェフと、レモンイエローのタイ&チーフで決めたアンドレア・ポンピリオ氏のトークショー 

ポンピリオ氏から、「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」の感想を聞かれた成澤シェフは、「毎日のように飲んでいます。レモンの皮が持つ苦みが特徴のドリンク。爽やかな苦みが楽しめる」と絶賛。「これなら、食前にも、カクテルとしても、スピリッツと割るのもいい」と、幅広い楽しみ方にまで話は及んだ。ポンピリオ氏から、料理における“苦み”の重要さについて質問がでると、「日本人は苦みを楽しむことに長けている。一番良い例は山菜ですね。あの苦みには芽吹きの勢いを感じます」とシェフ。「初夏には、鮎の内臓とか。あの苦みは日本人独特の楽しみのひとつ。あれこそ大人の苦みの代表格ですね」。日本には四季折々の味があり、そこには自然の恵みを大いに感じられる苦みという美味が欠かせないことにも気づかされる。

キーワードは"苦み"
ナリサワのオーナー成澤由浩氏が生み出す苦みという美味10皿


この日、振る舞われたのは、“苦み”をキーワードにした料理10品。「甘味や塩辛さに苦みを添えることで、口の中に遊びが始まる」という成澤シェフ。レモンはもちろん、炭化させたパプリカ、アーティチョーク、そしてその仲間のカルドンなど、食材や工夫が施された料理法などを駆使し、さまざまな苦みが登場。苦みにもいろいろな種類があること、そのバラエティ豊かな苦さにより、旨味が引き立ち、料理の味が立体的になることを体感させられる。

左から:「アンディーブにのせたブリ―・ド・モー 蜂蜜と胡桃を添え」「鰆と茴香のタルタル 完熟レモンのハニーコンフィ」「パプリカの炭に包まれたモンゴウイカ」

例えば、この日最初に登場した「鰆と茴香のタルタル 完熟レモンのハニーコンフィ」では、サワークリームとあえた鰆の上に、苦みを取らず生の状態からはちみつに漬け込んだレモンの皮をひとかけら乗せ、強烈な苦みを演出。「それだけでは苦すぎるほどのレモンも、サワークリームを一緒に食することで、爽やかな美味しさに変わるんです」と成澤シェフ。「パプリカの炭に包まれたモンゴウイカ」は、炭化させたパプリカを粉状にしてイカに振り掛けてあるのだが、炭の苦みがイカの甘味を強調し、絶妙なハーモニーを奏で始める。また、「飛騨牛 木の芽ソース」には脂ののった部位いちぼが使われ、ローストビーフのように調理され厚切りにされているのだが、日本ならではの木の芽の香りと苦みでさっぱりとした味わいが楽しめる。

左:「世界最高の生ハム クラテッロ&ハモンイベリコ」 右:「トレビスの赤いリゾット」

またこの日、「世界最高の生ハム クラテッロ&ハモンイベリコ」が用意されたが、「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」と一緒にいただくと、「苦みと生ハムの持つ塩分が合わさることで、生ハム独特の甘味へとつないでくれるんです」と成澤シェフ。確かに、そもそも脂の甘味が強い最高の生ハムだが、「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」と一緒なら、より旨味が引き立つ。この知恵は、パーティでも大活躍してくれそうだ。最後には「液体窒素のSchweppesソルベ」が登場。成澤シェフ自ら、「シュウェップス ブリティッシュ レモントニック」に液体窒素を豪快に入れて混ぜるというパフォーマンスも披露しつつ、ほんの数分でフレッシュな味わいのソルベが完成。「これはただ混ぜただけ。香りがいいからシャーベットにしても香りが立つんです。そこがいいですね。ゼリーにしてもいい。幅のある魅力を持った爽快な飲み物なので、これだけのバリエーションある料理が可能になったと思います」と成澤シェフは笑顔を見せた。

右:デザートのソルベを豪快なパフォーマンスを披露してつくる成澤シェフ。すっきりとしたレモンの爽やかな酸味がフレッシュなソルべ。

食べることが大好きという女性たちなら、ご存じだろうが、苦みとは、甘味、塩味、酸味、辛味、旨味と並んで、美味に欠かせない要素のひとつ。これらが互いにバランスよく引き立て合うことが、絶妙なハーモニーを紡ぎだす。仕事の合間のリフレッシュに、家でのリラックスタイムに、そしてもちろん、これから始まるパーティシーズンにも、料理と大人の泡ものの美味しいマリアージュを楽しむ。そんな素晴らしいひと時を過ごしてみたい。

Schweppes(シュウェップス) ブランドサイト