左:ワークマン 右:GU
 通勤で日々パンプスを履いている人は多いのではないでしょうか? ほとんど履かないという人も、少しかしこまったシーンでは履く人も少なくないでしょう。

 長く履くパンプスなら、できるだけ足に負担なく心地よく履ける靴を選びたいもの。そこで今回、筆者が見つけたのが、ワークマンの「雲の上パンプス」とGUの「マシュマロパンプス」の2足です!

 なんとなく、どちらも履きやすそうなネーミングですが、実際どうなのでしょうか? 筆者が1日履いてみた感想もあるので、ぜひ最後までご覧ください。

ワークマンはGUより510円安い

ワークマン「雲の上パンプス」
価格:2480円(税込)
カラー:ピンク、オレンジ、ブラック、アイボリー
サイズ: S、M、L、LL

●GU「マシュマロローヒールパンプス(ヒール2.3cm)」
価格:2990円(税込)
カラー:ブラック、ベージュ、シルバー、ブラック
サイズ:22.0cm、22.5cm、23.0cm、23.5cm、24.0cm、24.5cm、25.0cm、25.5cm

 GUのパンプスはヒールの高さが4.5cmと7cm、8.5cmのタイプも販売されています。ワークマンは1cmヒールなので、今回は1番ヒールの低い2.3cmをチョイス。筆者は足のサイズが24.5cmですが、試着してフィットしたのは、ワークマンがLLでGUは24.5cmでした。

 カラー展開は、それぞれ4色。GUはカラーに艶のあるブラックと、艶のないマットなブラックがあります。

◆素材や特徴を比較

 それぞれのホームページから、パンプスの特徴を比較してみましょう。

 ワークマンの「雲の上パンプス」は、スニーカーを履いているような、ふわふわな履き心地のインソールを採用。柔らかな素材で、足に吸い付くようなフィット感があるそう。また、約1cmのヒールは、地面からの近さを感じにくいように設定されているそう。

 一方、GUの「マシュマロパンプス」は、マシュマロピローインソールを採用。足へのフィット感を考えて、履いた時に心地よく、かかとを包み込むような中敷で低反発。歩きやすくて、歩いていても痛くなりにくい新感覚の履き心地が特徴です。

 また、素材はどちらも同じで合成皮革使用、底の部分は合成底を使っています。GUの合成底は、33%リサイクル素材で作られたソールとのこと。

◆見た目を比較してみましょう!

 どちらも、各ブランドが推している履き心地の良いパンプスですが、形はワークマンが上履きのようなフラットな形で、GUはヒールがあり綺麗めな印象です。

 サイドから比べてみると、ワークマンのヒールは底の部分が繋がるように盛り上がっているのに対して、GUのヒールはしっかりとヒール部分が付いていました。ワークマンは1cmのヒールがあると言っても、フラットパンプス。GUはヒールパンプスのようです。

 つま先部分を比較してみると、ワークマンは全体的に丸みを帯びたような形で、GUは一般的なパンプスのように、先端にかけて尖っています。可愛らしいワークマンと、かっこいいGUというところでしょうか。

◆他の部分も徹底的に比較!

 靴底を触ってみると、GUよりもワークマンのほうが、ゴムの厚みを感じました。

 かかと部分ですが、ワークマンはかかとを含め、足を入れる穴全体にゴムが入っているので、ギュッとすぼまっています。室内履きのスリッパのような見た目。アップして見ると、ゴム部分の縫い目がはっきりみえます。

◆中敷きやインソールは?

 さらに、中敷きを比較してみると、ワークマンは剥がれやすい仕様でGUはサイドまでしっかり貼り付いています。

 インソールは、ワークマンのほうが熱く土踏まず部分に盛り上がりがあってふかふか。GUは、ぱっと見では分かりませんが、触って見ると柔らかいインソールになっています。