コンビニ「冷凍チャーハン」食べ比べ!ファミマ・セブン・ローソン、各社で味わいが違いすぎた...。

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ランチや夕食の一品に、ストックしておくと便利な冷凍チャーハン。コンビニ各社でもオリジナル冷凍チャーハンが販売されています。

今回は、コンビニ各社(ファミリーマート・セブン-イレブン・ローソン)のオリジナル冷凍チャーハンをピックアップ。具材や違いや、電子レンジで調理したときの味わいなどを食べ比べしています。

製造元はローソンのみテーブルマーク

製造元はファミリーマートとセブン-イレブンが「ニチレイフーズ」で、ローソンは「テーブルマーク」です。

電子レンジ調理時間の違い

ファミリーマートとセブン-イレブンの1袋当たりの内容量は300gでローソンは450g。ローソンの内容量が多いからか、電子レンジ調理時間はローソンが最も長く、1袋で約8分。ファミリーマートは1袋約5分30秒、セブン-イレブンは1袋約4分40秒です(いずれも電子レンジ500W)。

ファミリーマート「ゴロっとチャーシューの極うま炒飯」320円(税込)実食レポ

高温で炒めることで香ばしく仕上げています。ゴロゴロしたチャーシューが決め手の冷凍チャーハンです。

1袋(300g)当たり、626kcal・たんぱく質17.7g・脂質22.8g・炭水化物87.9g・食塩相当量3.7gです。

ダイス状のチャーシューにねぎ、たまごといった王道の具材が入っていますね。しょうがやにんにくの香りが鼻を通り抜けてきて、食欲がそそられます。

しょうが風味とほんのりにんにくの香りが、口の中に広がります。ごはんはややベトついていますね。

チャーシューのゴロゴロ感もあり、食べ応えは抜群。

ネット上では「チャーシューがいっぱいあって嬉しい」「最後まで食べ飽きない味」といった声が出ています。

セブン-イレブン「7プレミアム 極上炒飯」321円(税込)実食レポ

香味油の風味に旨味豊かなパラッとした食感の冷凍チャーハンです。パッケージ写真では、フライパンでチャーハンを作っていますが、電子レンジで調理できます。

1袋(300g)当たり、632kcal・たんぱく質16.2g・脂質21.6g・炭水化物94.5g・食塩相当量3.4gです。

具材はチャーシューやたまご、ねぎ。香味油の香りがしてきます。ファミリーマートの「ゴロっとチャーシューの極うま炒飯」とは違ったタイプの香りですが、食欲を刺激しますね。

醤油やXO醤、オイスターソースなどの香ばしさが特徴的。ごはんはパラパラしているタイプ。立ち香る香味油が良いアクセントになっていて、王道感のあるチャーハンといったところ。

ネット上では「他の冷凍チャーハンには戻れないほど美味しい」「炒飯らしい香ばしさが良い」といった反応が出ています。

ローソン「大盛り炒飯」343円(税込)実食レポ

4種類の具材を使用し、パラッと香ばしく仕上げています。今回紹介しているファミリーマートやセブン-イレブンの冷凍チャーハンが1袋300gなのに対し、ローソンは1袋430gとボリューミー。

1袋(450g)当たり、929kcal・たんぱく質27.9g・脂質28.8g・炭水化物140.9g・食塩相当量6.2gです。

具材はチャーシュー、たまご、ねぎ。淡い色合いで洋風な香りが漂います。

ひとくち食べた印象としては、洋風ごはん。シーフードのような味わいが口の中に広がり、パラパラごはんではなくしっとり系です。これはこれで良いですが、チャーハンというよりはピラフをいただいている感覚でした。

ネット上では「450g入っていてお得感がある」「お腹が満たされる」といった声が出ています。

王道感の味わいを求めるならばセブン-イレブン「7プレミアム 極上炒飯」がおすすめ

ストックしておくと便利なコンビニ冷凍チャーハン。3社共に味わいや食感の違いが顕著に出ています。

ファミリーマート「ゴロっとチャーシューの極うま炒飯」は、しょうががよくきいていて濃いめの味付けにゴロゴロ入ったチャーシューが特徴的。対する、ローソン「大盛り炒飯」は、中華系というよりは洋風に寄った味わいに仕上がっています。

そして、セブン-イレブン「7プレミアム 極上炒飯」は、香味油の香りが際立ち、醤油やXO醤などとともにパラパラとしたごはん。王道感のあるチャーハンを求めている人におすすめです。

みなさんも、自分好みのコンビニ冷凍チャーハンをぜひともお試しください。

筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。