アンジェリーナ・ジョリーの娘シャイロ、新聞広告で改姓宣言 ブラッド・ピットの姓を捨てる手続き進行中
5月終わりに18歳の誕生日を迎えたシャイロ・ジョリー=ピット。成人になったその日に父ブラッド・ピットの姓を取り除き「シャイロ・ジョリー」に改名する法的手続きを始めた。シャイロは自分で弁護士を雇って準備を進めていたと報じられているが、ブラッド側の関係者は母のアンジェリーナ・ジョリーが裏で動いているのは間違いないと話している。
そのシャイロがピットの姓を捨てると宣言する文章を新聞「ロサンゼルスタイムズ」に掲載していることが明らかになった。一見するとこれはシャイロから父に対する決別宣言。アメリカマスコミはシャイロがブラッドに対立する姿勢を新聞広告という、公に晒す形で示したと大きく報じている。しかしどうやらその見方は違うよう。シャイロの弁護士が声明を発表し抗議している。弁護士は「マスコミはもっと慎重に報道すべきだ」と苦言を呈すると、シャイロが出したのは新聞広告ではなく「法的に必要な手続きだ」と説明している。弁護士曰く「シャイロ・ジョリーは改名を発表する広告は出していない。そのような報道は不正確だ。あれは法的告知であり、義務付けられている通り『ロサンゼルス・タイムズ』に掲載された」。雑誌『ピープル』が報じている。
カリフォルニアを拠点とする家族法の専門家も同誌に同様の説明をしている。「カリフォルニア州で改姓する場合、法的な書類を提出したら両親の両方に書面で通知し、審問が行われる4週間前から連続して新聞に広告を出さなくてはなりません」。カリフォルニア州で求められている手続きの1つに過ぎないと話している。
ちなみにこの専門家によると、このままシャイロの要求が認められる可能性は高いという。「本人に犯罪歴があって刑罰や責任から逃れようとしているのでない限り、このような氏名変更の申立ては通常、とてもスムーズに認められる」「法廷で反対されるのは見たことがない」と話している。「ブラッドは裁判所に出廷して、シャイロと彼が疎遠になったのは母親がそうしているからだと言うこともできる。しかし結局のところシャイロはもう未成年ではないので、自分の好きなように名乗ることができる」。
ちなみにシャイロの弁護士はマスコミに対して「つらい出来事の後に自分自身で重要な決断を下した成人になったばかりの若者について報じるときは特に慎重になるべきだ」と言っている。つらい出来事とは単に両親の離婚やその後の養育権争いのことを指しているのか、それともブラッドと子どもたちの間にまだ明かされていない何かがあったのか、アメリカマスコミの注目が集まっている。