思わず、視線が釘付けになってしまう“美脚”を持つ彼女の正体は…?
人生には、決断をしなければならない瞬間がある。
どちらの道を選ぶのかで、その後の人生が大きく変わることもあり得るだろう。
美女たちは、これまでどんな選択をしてきたのか、心のうちを覗いてみよう。
大人の魅力を存分に醸し出しつつ、どこか少女のような可憐さがある。
岐阜の田舎町から導かれるように芸能界の扉を叩き、数々の苦難を乗り越えてきた奈月さんの魅力に迫る。
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信じられないくらいの田舎で育ちました
奈月さん、27歳。
抜群のプロポーションと、端正な顔立ちが目を引く美女だ。
見る者の心をがっしりと掴む、印象的な眼差しである。
女優やグラビアで活躍する奈月さんが生まれたのは、岐阜の田舎町。
「辺り一面、田んぼや山が広がる広大な自然のなかで育ちました。最寄りのコンビニに行くにも歩いて30分かかるし、住宅もまばら(笑)。川でザリガニを取ったり、田んぼでおたまじゃくしを取ったりして遊びました」
どんな子どもだったのだろう。
「引っ込み思案で一匹狼でしたね。でも、1人でいるのが決して苦ではなくて。友達付き合いを避けていたというより、自然と戯れるのが好きだったんです」
当時、器械体操やアイススケートを習っていた奈月さんだが、どれも長続きはしなかったという。
「色々と習わせてもらったのに、親には申し訳ないですが、その頃は自分に何が向いているのかわからなくて」
地元の中学校に進学した奈月さん。
そこで現在の職業に辿り着くきっかけがある。
同級生が、人気女性誌のモデルオーディションで最終選考まで残ったのだ。
「田舎だから、その子がモデルを目指していたこともすぐに噂になりました。その時、私も芸能界に興味を持ったんです」
中学3年になったある日、フジテレビ主催のタレント発掘オーディションに応募をすることにした奈月さん。
すると、あれよあれよという間に最終審査まで残った。
「審査のため、フジテレビ本社まで向かうことになって。よくテレビで見ていた建物を目の前にして興奮しました」
完全な“おのぼりさん”状態だった彼女。
ところが、肝心のオーディションは残念ながら落選。
「自分には向いていないんだ、と落ち込みました」
傷心のまま帰りの新幹線に乗り込むと、運命のイタズラが起こる。
なんと乗り継ぎで降りた名古屋駅のホームで、芸能事務所からスカウトされたのだ。
チラリと見えるバストも美しい……。
声をかけられて嬉しい一方で、彼女は実に冷静だった。
芸能界で活躍するのは容易なことではないと、クールに考えていたからだ。
「田舎って、安定した仕事に就くことが親孝行なんです。例えば、男の子なら消防士に、女の子なら看護師に…という具合に」
芸能活動は休日の趣味に留め、最終的には地元で看護師になろうと思い、地元の進学校に進んだ奈月さん。
高校2年の途中からは文系から理系コースに移行し、本格的な準備に取り掛かった。
しかし、その頃から徐々に芸能の仕事が舞い込ようになったのだ。
「初めてのお仕事はたしか水着撮影で、ポージングの基本もわからないままに、カメラの前に立ちました。
その後、すぐに沖縄でもグラビア撮影があって、その時に『撮られる楽しさ』を知りました」
人生で初めてヘアメイクアーティストやスタイリスト、カメラマンに囲まれて変身を遂げた彼女。
数多くのスタッフと一丸となってひとつの作品を作るグラビアの仕事に、やり甲斐を感じたという。
しかし、落ち込むこともあった。
「自分が自信を持って挑んだ作品が、ネットの掲示板で簡単に否定されたりした時は、ショックでしたね。
でも、こうした厳しいご意見を言う匿名のファンの方にも認めてもらいたいと思うようになりました」
しばらく学業と芸能活動の両立を続けた奈月さん。
グラビア活動だけではなく、広告モデルやファッションモデルの仕事にも挑戦した。
異例のヒットを記録して、トップグラドルに君臨
爽やかなブルーのワンピース姿もまた、最高だ。
彼女のグラビア写真が載っている雑誌を見た同級生から、影口を言われたり妙な噂話をされたりしたこともあった。
「でも、あまり気にしないようにしていました。
興味本位で何か言われても、『よく知らない人に、何を言われても仕方がない』と割り切っていましたね」
奈月さんが高校3年になった時、改めて進路について考えた。
「その頃には芸能活動が楽しくなって、本格的に頑張りたいと思うようになりました」
ネックになっていたのは、1人で自分を育ててくれた母親の存在。
芸能界という不安定な仕事は、反対されるのではないかと奈月さんは予想していた。
「でも、意を決して気持ちを打ち明けると、賛成してくれたんです。『応援する。お母さんも最初の数ヶ月は一緒に上京するよ』って。
結局、スムーズに上京が決まり、東京で暮らすことになりました」
衣装やメイクによって、表情が自由自在に変わる。
しかし、いざ上京すると苦難の連続だった。
まず、仕事がなかなか決まらない。
さらに土地勘がない彼女は「青梅駅」と「青海駅」を間違え、オーディションの時間に遅れてしまうこともあった。
居酒屋でアルバイトに励みながら虎視眈々とチャンスを狙うも、売れる兆しはない。
オーディションを何十本受けても落ち続け、不安にかられたという。
「この選択は間違いだったのかもしれないと思い、学び直すために看護学校の資料を取り寄せたこともあります」
しかし、21歳になった時、奈月さんは大きな決断をする。
グラビア業に邁進すべく、自身のキャリア初となるイメージDVDを出すことにしたのだ。
すると、この作品が瞬く間に異例の大ヒットを遂げる。
次いでファースト写真を発売すると、こちらも瞬く間にベストセラーとなったのだ。
この快進撃により彼女は「最も売れているグラビアアイドル」として引っ張りダコになる。
「大きな胸はコンプレックスでしたが、逆に武器にもなるんだと思いました」
そこからは怒涛の日々が始まる。
グラビアだけではなく女優業も舞い込むようになり、映画撮影を終えた当日に、そのままモルディブに直行して水着撮影に挑んだこともあったそうだ。
信じられないくらい“大きなチャンス”が舞い込んだものの…
思わず視線が釘付けになってしまう美脚である。
24歳の終わり、さらに急展開が起きる。
なんとアジアのエージェントから映画出演のオファーが舞い込んできたのだ。
まさにビッグチャンスだった。
「海外進出のお話をいただくなんて、本当に驚きました。ただ、見知らぬ土地で女優業に挑戦するのは、当然リスクもあるわけで。
マネージャーと何度も話し合いを重ね、自分なりに真剣に考えた上で挑戦してみたいと思いました」
そこから彼女は、懸命に努力して中国語を習得する。
住んでいたマンションの退去手続や、関係各所へ挨拶も済ませた。
国内のレギュラー番組を無事に卒業し、あとは数日後に控えた渡航を待つのみという状態のなか、なんと信じられないことが起きた。
新型コロナが猛威を振るうようになり、世界が激変し海外進出が一旦白紙になってしまったのだ。
「ショックすぎて何もする気が起きませんでした。SNSを更新する気にもなれないし、ただ辛くて悔しくて涙が溢れてくるばかり。
国内の仕事をすべて片付けていたので予定もないし、温かく送り出してくれたファンの方々の顔が脳裏に浮かんで一体どうしようと……」
今までの人生、どれだけ困難なこともタフな精神力で乗り越えてきた。
しかし、今回ばかりは解決の糸口が見えず挫折感でいっぱいになった奈月さん。
そんな時、ふと地元の大自然を思い出す。
どんな時も自分を優しく包んでくれた田舎の自然。気がつけば、荷物をまとめて岐阜に飛んでいた。
そのまま地元の祖父母の家に転がり込み、数週間、何も考えずに静養をとった。
「慣れ親しんだ自然に触れていると、不思議と『また頑張れるかもしれない』と力が湧いてきました。
ボーッとした時間を持つことで心の回復に繋がり、少しずつ立ち直ることができたんだと思います」
その時「大きな目標を掲げるのではなく、目の前のことを丁寧に、一つずつやっていこう」と奈月さんは、自分自身に誓った。
リラックスした雰囲気の奈月さん。
静養から数週間後に都内に戻ると、気持ち新たに芸能活動を再開する。
3冊目となる写真集を出版することも決まり、発売イベントで再びファンの前に姿を現した。
「試練があったからこそ、改めていつも応援してくださるファンの方の存在が当たり前ではないと気づくことができました」
気持ちが落ち着くと、女優業でも新たな仕事が舞い込むようになる。
「少しずつ映像作品への出演オファーをいただくことが増えたんです。
現場でベテラン俳優の皆さんに囲まれると、自分が未熟であることを実感します。でも、勉強のチャンスだと捉えて、たくさん舞台や映像作品を見て研究を重ねています」
映画好きのため、今後はスクリーンでの活動も視野に入れている奈月さん。
過去のグラビア作品をきっかけに女優の仕事が舞い込むこともあり、これまでの経験が全て役に立っていることを実感しているという。
数々の試練を乗り越えて輝く奈月さんの、今後の活躍に大いに期待したい!
<今週の美女>
奈月さん
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<カメラマン>
佐野 円香
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おっとり癒やし系美女が登場
思わず胸元に目がいってしまう……。
鍛え上げられた美しいカラダに、思わず息を呑む。
妖艶さの中に垣間見える、知的な素顔。
この美しさ、反則級だ!
チラリと見える、美しい太ももにドキッとする……。
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