カウンターデートで、田中 圭にじっと見つめられたら…?
現在、ドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』に出演中の田中 圭さん。
多忙な田中さんを、銀座の肉割烹に誘ってみたら…。
大人のデートについて語ってくれて、意外な一面が垣間見られた。
今日と6/2(木)の2回に渡ってお届け!
【前編】
■田中さんが、大人のデートを語る。
■WEB限定の未公開カット!
口説かないのに行かないですよね、普通。女性とふたりで肉割烹は(笑)
「もしかして慣れてない感じ、出てます?(笑)」
ワイングラスを片手に、モニター越しのスタッフに笑いながら声をかけた田中 圭さん。
「ただ、ダブル不倫はまずいっす!でもかといって、普通に考えて口説くつもりがなければ行かないですよね、女性とふたりで肉割烹は(笑)。難しいところだなぁ……」
艶っぽい店は女性のためにあると思う。男は喜ぶ顔を見たいから連れて行くんです
そんな田中さんは大の肉好きということだが、プライベートで“肉割烹”に行くことは?
「この良さがわかるのって、ある程度経験を重ねてからだと思うんです。若い頃から一流を知るってことは、もちろん大事ですけど、気づけない部分もあるわけで。
だって肉って言ったら“かぶりつきたい!腹一杯食べたい!”ってのが若い時でしょ(笑)。大人じゃないと肉割烹でテンションは上がらないですよ」と田中さん。
では、肉割烹に訪れるシチュエーションとはどんな時?
「男同士で行くことは、僕にはあまりイメージできないです。艶っぽい店って、女性のためにあるものだと思うから。
男って基本的にがさつだし、そんなおしゃれに敏感なヤツっていないじゃないですか。でも女性はインテリアや器、グラスひとつとってもそのこだわりの細部にまで目が行くでしょ。
だから、女性に美味しい料理をご馳走したい、素敵なところに連れて行ってあげたいっていう気持ちがないと行かないかな」と“ハレの日デート”の本質をそう分析してみせた。
ちなみに、現在出演中のドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』では、演じる役どころがカレー好きのシングルファーザーということもあり、「やたらカレーデートしています(笑)」とのこと。
本人が「思い出せないほど久しぶり」という、純粋なラブストーリーについて聞いてみると……。
「今まで夫婦役を演じることはたくさんありましたが、付き合うまでのときめきやすれ違いの過程を演じるということはとても稀。今回の役は、すごく新鮮な気持ちで臨んでいます」と語ってくれた。
外食はデートというよりは家族揃って食べにいくことが基本だという。
ちなみに奥様に対する「何食べたい?」という質問への答えは、いつも決まって「焼肉」だとか。
田中 圭さんのWEB限定未公開カット&素敵だなと思う女性とは?
田中 圭が考える、男女の“相性の良さ”とは?
【WEB限定公開カット!】カウンターの距離感は、大人デートにぴったり
究極にシンプルな料理で勝負する。そこに一つ上の本物を感じます
田中さんにとっての外食は、家族と行く焼肉と、友人たちと行く店、両者は完全に別物のようだ。
「周りに美食の方も多いので、予約の取れない店やカウンターでコースを楽しむような店にお誘いいただく機会もたまにあります。
コロナ禍になる前は、共演者と食事に出掛ける機会があれば、積極的に参加するようにしていました。それはやっぱり僕ら役者って、現場で見せる顔と普段見せる顔は絶対違うので。
先輩後輩は関係なく、“この後、空いてる?ご飯行かない?”と声を掛けていただければ、“行きまーす!どこにでもついていきまーす!”って即答してました。もちろん、逆も然りで自分から誘うことも。
僕は、現場以外でコミュニケーションをとることは、芝居に活きると思っていて。“顔合わせより1度の食事”っていうタイプなんです。
でも、もう2年以上はないですからね。早くみんなで食事に行けるようになる日が戻ってきてほしいなあ……」
そう吐露した言葉には実感がこもっていた。ちなみに外食時に印象に残る店について聞いてみると……。
「僕が感動するのは、スーパーでも見かけるような食材が、なんでこんなに美味しいの!?っていうとき。
もちろん、素材自体が違うんでしょうけど、シンプルさを極めた一品を出せるのって、よほど自信がなくちゃ無理じゃないですか。
“映え”的な演出やキラキラとした料理は、エンターテインメントとしては楽しいですけど、僕は究極にシンプルなものにこそ、本物を感じます」
シンプルなものに惹かれる、という点では女性に対しても同じだ。
「ものすごく美味しそうに食べる人、素敵だなと思います。
良い店や美味しい食べ物に慣れてしまって、そういう反応が薄い女性をレストランで見かけると、“あ、いろんなところ行ってるんだな〜”って思っちゃいます(笑)。
直球で“美味しい”って素直に反応してくれるだけで、男って嬉しいと思う」
やっぱり肉には赤ですね
と言いながら、撮影本番中、「うまっ!」「最高!」を自ら連発し、無邪気な笑顔を見せていた田中さん。
シンプルな感情表現が人を幸せにする。それを本能で知っている人なのだろう。彼の周りにいつも笑みが絶えない理由がわかった気がした。
【後編】 6/2に公開!
■田中 圭さんも唸った、銀座の肉割烹の魅力
■【WEB限定】編集部は見た!田中さんの撮影当日の裏話
■プロフィール
田中 圭 1984年生まれ。東京都出身。2003年、ドラマ『WATER BOYS』で俳優デビュー。以後、ドラマや映画にコンスタントに出演。現在放送中のTBS火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』ではバツイチのシングルファザー役を熱演中
■衣装
[田中さん]ジャケット 266,200円、インナー 72,600円、パンツ 113,300円、ブレスレット 89,100円、ブーツ 132,000円〈すべてBottega Veneta TEL:0120-60-1966〉
[女性]ノースリーブトップス 46,200円、スカート 29,700円〈ともにヴィンス/コロネット TEL:03-5216-6516〉、リング 220,000円、ブレスレット 121,000円〈ともにベルシオラ TEL:0800-300-3336〉、シューズ(スタイリスト私物)
▶このほか:「僕、何も取り柄がないんです」と語る大倉孝二が、役者を続けるワケとは?
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東京カレンダー最新号では、田中 圭さんのインタビュー全文をお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、プライベートの話や撮影秘話まで!
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