表情まで!? 育ちの悪さが出やすい部分7つ
人には“育ちが出やすい部分”というのがあります。普通にしているつもりでも、ちょっとした仕草や動作で「この人育ちが良いんだろうな」とイメージアップになることもあれば、「この人育ちが悪そう……」と幻滅されることもあるのです。
今回は、特に育ちが出やすい部分についてご紹介します。ぜひ自分の行動を振り返りながらご覧ください。
そもそも「育ちが良い」ってどういうこと?
一般的に「育ちが良い人」とは、教養があり、人格面でも優れている様子を指す言葉として使われています。
箸の持ち方や食事の仕方が綺麗だったり、姿勢や言葉使いが美しかったりと、挙げればキリがありませんが、躾がしっかりされていて見ている人を不快にしない仕草や行動を取れる人、つまり上流階級のような振る舞いができる人を「育ちが良い」というふうに表します。
育ちが出やすい部分はココ!
育ちの良さは日々の生活の何気ない部分に現れます。できれば、周囲から育ちの良い人だと思われたいですよね。では、特に育ちの良さを判断されるポイントはどんなところなのでしょうか?
箸の持ち方
一緒に食事をしている相手の箸の持ち方に目がいってしまうという経験はありませんか?
綺麗な箸使いは育ちの良い印象を与えます。間違った箸の持ち方をしている人は、今からでも遅くありません、ぜひ正しい持ち方をマスターしましょう。
自分では困らないと思っていても、正しく箸を持てていない人は、なぜか目についてしまうものなのです。
食事の作法
箸の持ち方以外にも、食事の作法は育ちが出やすいところです。特に魚の食べ方は要注意。
焼き魚を食べる時、食べる部分が無くなったら途中でひっくり返して食べていませんか? これは絶対にしてはいけないマナーです。
上の身を綺麗に食べ終えたら、中骨を外し、お皿の隅に置くのが正しい食べ方。焼き魚を食べる際は注意してくださいね。意外と見ている人は多く、育ちを判断されるポイントです。
言葉遣い
当然ともいえるポイントですが、言葉遣いにはかなり育ちが出るものです。
丁寧な言葉遣いや話し方は育ちが良い印象を与えます。一方、「キモイ」「うぜー」など、低俗な言葉遣いは育ちが悪いと思われても仕方ありません。また、場をわきまえず、どこでも同じように大声で話したり笑ったりといった振る舞いも同様です。
つい素が出やすい部分だからこそ、育ちが良く感じられる綺麗な言葉遣いを心掛けたいものです。
立ち居振る舞い
立ち居振る舞いとは、立ったり座ったりといった日常的な動作を指します。日々のちょっとした仕草の一つ一つにも育ちは出てしまいます。
例えば、席を立った時に椅子をきちんと戻す人、物を渡された時にしっかり両手で受け取る人、お店の人にも敬語を使い丁寧な対応をする人、ご近所さんとすれ違う時に自然と挨拶ができる人などは、やはり育ちの良い印象を与えるものです。
姿勢
立っている時や座っている時の何気ない瞬間でも綺麗な姿勢を保っている人は、周囲に育ちの良い人という印象を与えます。
反対に、普段から背中が丸まっていたり、足を開いたり組んだりしていたりと姿勢が美しくない人は、あまり良い育ちではないのかな? と思われる要因です。
気を抜きやすい部分にこそ特に育ちが出るので要注意です。
歯並び
口元は人の第一印象に大きな影響を与えると言われており、特に歯並びは口元の印象を決める上で非常に重要です。
日本人は昔に比べて顎が小さくなっている影響で、歯並びの悪い子が増えている傾向にあります。しかし歯列矯正は高額のため、そのまま大人になってしまうケースも少なくありません。
子どもの時にきちんと歯列矯正を行っている人は、裕福な家庭で育ちが良さそうと思われるのかもしれませんね。
表情
いつもにこやかな表情をしている人は、性格も穏やかで、育ちの良さを感じさせます。その柔和な笑顔につられて周囲も優しい雰囲気になり、それが育ちが良い印象を与えるのではないでしょうか。
逆に他人の悪口や不満ばかり口にしている人は、負の感情が表れて険のある顔つきになってしまうものです。
おわりに
今回は育ちの出やすい部分についてお伝えしました。
箸の持ち方や言葉遣い、姿勢など、日常的なちょっとした場面に育ちは表れます。自分では特に気にしていなくても、相手から「この人はあまり育ちが良くないのかも……」と思われてしまうのは悲しいですよね。
ちょっとしたことでも意外と周囲は見ているものです。今回紹介した育ちが出やすいポイントを参考に、ぜひ日頃から美しい行動を意識してみてくださいね。