「三碧木星」は自頭がいいタイプ? 性格、行動パターン、金運、仕事運
占いや暦に用いられる「九星」のひとつ「三碧木星」は、みずみずしい草花や若木をシンボルとする星です。エネルギッシュな木の星である三碧木星の特徴とは? 性格や行動パターン、金運・仕事運などを解説します。
■三碧木星とは?
九星気学の九星とは、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星のこと。これらは世の中に存在するエネルギーを9つの「気」と考え、分類したものです。
九星は年・月・日・時それぞれに存在しますが、占いによく使われるのは年と月の九星。人の生まれ年で決まる九星は「本命星」、生まれ月で決まる九星は「月命星」と呼ばれています。この記事では「本命星」の「三碧木星」についてお話しします。
◎三碧木星の生まれ年はいつ?
1934年、1943年、1952年、1961年、1970年、1979年、1988年、1997年、2006年、2015年です。
ただし2月3日前後に生まれた人は前の年で見る場合があります。私たちが普段、使っているカレンダーは1月1日が始まりですね。しかし東洋占いは、2月3日頃の立春を1年のスタートとして扱います。立春は毎年同じ日ではないため、2月3日前後に生まれた人は、その年の立春を調べるといいでしょう。
■三碧木星の特徴
◎人から見たときの三碧木星の印象
華やかな雰囲気をまとった人、というイメージを周りは持っているでしょう。みんなの中心にいるようなムードメーカーで人気者です。トークスキルが高いのも魅力のひとつ。キラキラしたオーラに憧れを抱いている人もいるはず。一方、自信家でプライドが高いという特徴もあるので、近寄りがたい印象を持つ人もいます。
◎三碧木星はどんな性格?
ピュアで嘘やごまかしができない正直者。自分の感情をストレートに表現します。正義感が強く、譲れないと思うことは強く主張しがち。楽しいことや新しいことが大好きで、世の中の情勢や流行に敏感。日常から多方面にアンテナを張っているため、情報通でもあります。
◎三碧木星の行動パターン
じっとしているのが得意ではありません。思いたったら即行動。好奇心旺盛なので、興味があることや気になることはとことん突き詰めます。頭の回転が早く決断力に優れているため、リーダーに抜擢されることも多いはず。困難に直面しても、最後までやり遂げようと奮闘するでしょう。持ち前のチャレンジ精神を発揮すれば逆境も乗り越えられます。
■三碧木星の金運・仕事運
◎三碧木星の才能
頭の回転が速く、情報収集に優れているところが武器。本質を見抜く力にも恵まれています。いわゆる「地頭がいい人」です。ゼロからイチを生み出す能力も持っているので、新規プロジェクトの立ち上げや商品開発といった、新しいモノやサービスを生み出す立場に就くとその才能が生かされるでしょう。自己主張もはっきりしているため、交渉や取引の場では有利に進められそう。
◎三碧木星の適職
独立意識が強いから起業家に向いています。声や音に関わる仕事もグッド。通訳やアナウンサー、評論家、声優、歌手、作曲家も意識してみていいでしょう。トレンドを読む力を備えているので、証券業、金融業もよさそう。個人投資家という選択もありです。
◎三碧木星のキャリアの築き方
若くして頭角をあらわします。同期の中でも早く出世し、会社のエースとして活躍することが多いはず。攻めに強いので一度波に乗ると、どんどん昇進を期待できます。若い頃はこの調子でOKなのですが、問題は中年期以降。若い頃の成功にいつまでもこだわっていると、パッとしない中年期を過ごす可能性も。それを回避するために必要なのが、努力の継続です。地道な努力が中年期を豊かにしてくれるでしょう。
◎三碧木星の金銭感覚
お金に困ったことがないため、無意識に浪費や衝動買いなどをしている可能性大。お給料が入ったらパッと使ってしまうタイプで、お金の出入りが激しいのも特徴。お財布に今いくらあるのか、通帳の残高はどのくらいか、など気にも留めないでしょう。生活苦とは無縁かもしれませんが、この暮らしを続けていくとお金が貯まりません。まずは先取り貯金を身につけましょう。続けていくうちに小さな貯金がやがて大きな資産になるはず。
◎三碧木星の財産
トレンドに敏感で時代の先を読める力は、投資で役立つでしょう。といっても、利益だけを追求した投資や配当金目当ての投資は避けたほうがベター。念入りにリサーチした企業への株式投資やNISAの利用、堅実な投資信託で財産を増やすことができます。まずは投資の軍資金のために、地道な貯金を心がけましょう。
(加藤那緒子)