おうちで簡単にできる!蒸しタオルを使った美容法
「まだまだ続くおうち時間を楽しみたい!」「おうち時間で何かできないかな?」「この時期乾燥が気になるし、乾燥対策に効果的な美容法はないかな?」「マスク生活で気になる肌荒れをなんとかしたい」「マスク生活のあいだに肌質を改善しておきたい」 「お金をかけずにできる美容法はないかな?」「家にあるものを活用した美容法を知りたい」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「冬の肌トラブル」「マスク生活ならではの悩み」「おうちにあるもので出来るケア」をテーマに、おうちにある「フェイスタオル」と「普段使っているスキンケアアイテム」「普段使っているヘアケアアイテム」で出来る美容法についてエステティシャンがお教えします。
蒸しタオルの作り方
フェイスタオルを一枚用意し縦半分に折る横半分に折るくるくると巻く水に濡らして絞るラップに包んでレンジで約1分温める皮脂づまりや角質汚れ、くすみが気になる時は、蒸しタオルで温クレンジング!
準備するもの
普段使っているクレンジングラップ蒸しタオル普段使っているスキンケア(1)蒸しタオルを温めているあいだ、肌にクレンジングを広げ、メイク汚れや毛穴になじませる。
(2)鼻と口を開けてラップをのせる。
(3)ラップの上から蒸しタオルをのせ顔全体を包み、約2分ほど顔を温める。
(4)タオルとラップをはずし、ぬるま湯で優しくクレンジングを洗い流し、しっかり泡立てた洗顔で顔を洗う。
(5)スキンケアで肌を整える
皮脂づまりや毛穴の黒ずみ汚れが気になる場合は、蒸しタオルを使うことで自然に毛穴が開き、毛穴の奥にクレンジングが入り込み汚れが浮きやすくなります。洗顔後、汚れがすっきり落ち、つるんとした肌触りになります。
頑固な黒ずみ汚れは毛穴の中でこびりついた状態なので、一回ですっきり感がないこともあります。週に1、2回続けてみてください。また、化粧水の量を増やしたり、化粧水の後にマッサージオイルでお鼻の周りを優しくマッサージして、肌をやわらかくしましょう。
血行不良によるくすみ、クマ、肌のトーンアップ、スキンケアの浸透力を高めたい時は、スキンケアに蒸しタオルをON!
準備するもの
化粧水シートマスク乳液クリームラップ蒸しタオル(1)クレンジング、洗顔でていねいにメイク汚れを落とす。
(2)コットンに化粧水をとり、サッと肌に広げます。
新しいコットンに化粧水をたっぷりとり、肌を優しくおさえながら化粧水を浸透させます。
(3)蒸しタオルを温めているあいだ、シートマスクを肌に密着させ、鼻と口を開けてラップをのせます。
(4)ラップの上から蒸しタオルをのせ、約5分置き、温パックを行います。
(5)5分後、タオルとラップをはずし、シートマスクの状態で5分置くと毛穴が引き締まります。
(6)シートマスクをはずし、乳液、クリームを浸透させる。
血行不良によるくすみ、乾燥による肌のゴワつき、スキンケアの浸透やうるおいが持続しないと感じる場合は、シートマスク+蒸しタオルパックによって顔全体の血行が促進され、スキンケアの浸透が高まり、肌がトーンアップします。
また、目元の疲れを解消することでクマを目立ちにくくしたり、緊張によってこわばった筋肉がほぐれ、むくみや肌の引き締めにも効果的です。
髪のパサつきやゴワつきが気になる場合は温トリートメント
準備するもの
ヘアトリートメント蒸しタオル普段使っているシャンプーコンディショナー(1)シャンプーで頭皮や髪の汚れをていねいに洗い流す。
(2)ヘアトリートメントもしくはヘアマスクを適量手にとり、パサつきやゴワつきを感じやすい毛先から髪の中心になじませる
(3)ヘアゴムやクリップなどで毛先をまとめる。
(4)頭全体を蒸しタオルで包み、落ちないようにヘアクリップなどで固定し、約10分置きます。
(5)蒸しタオルをはずし、ヘアトリートメントもしくはヘアマスクを洗い流す。
(6)コンディショナーをなじませて、約5分置き、洗い流す。
(7)頭皮、髪の水気を優しくタオルで吸い取り、ドライヤーで乾かす。
乾燥や熱ダメージによって乱れたキューティクルに、美容成分が含まれたヘアトリートメントもしくはヘアマスクをなじませ、蒸しタオルでスチーム状態にして、髪の内部まで浸透させるので、まるで美容院帰りのようなサラサラしっとり髪に復活します。
また、蒸しタオルによって頭皮の血行が良くなり、こりがほぐれたり、リラックス効果もあり、健康な髪を作る頭皮環境に整えます。
このように、「家にあるフェイスタオルで蒸しタオル」と「普段使っているスキンケア」や「普段使っているヘアケアアイテム」を組み合わせるだけで、おうちで簡単にケアができます。
おうち時間をどのように過ごそうかな?できるだけお金はかけずに、キレイをキープしたい!家にあるもので簡単にケアしたい!という方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?