美髪を目指すために知っておきたい!ヘアケアの基礎知識まとめ
カンタン!髪の健康チェック
美髪をつくるには、まずは自分の髪がどのような状態なのか理解していなくてはいけません。
毛髪の成分は100%中、80〜85%を脂質が占めていて次に多いのが11〜13%を占める水分。
そして、髪の脂質は30代から一気に減少し、髪から脂質が減少することで、美髪を保つ為に必要な「水分保持力」「毛髪保持力」が低下してしまうのです。
そこで、アナタの髪の簡単健康チェック!
今、髪の毛を手ぐしでとかしてみてください。
抜けた毛が1〜2本ありませんか?
その抜けた1本を使ってキューティクルのチェックをしてみましょう。
1.根元の部分を持って根元から毛先まで触る
2.今度は逆にし、毛先から根元に向かって触る
手触りはいかがでしたか?
1・2両方変わらないという方はキューティクルがしっかりと残っている証拠。
1の方が手触りが良く、2の方がざらついていたという方は、キューティクルが剥がれてしまっている証拠です。
そんな髪に効果的なのが、アフタートリートメントです。
洗髪後、ドライヤーの前に髪の中間から毛先にかけてなじませましょう。(頭皮には絶対つけないで!)
ケアを習慣付ければ、きっと効果を実感できるはずです。
ブラシは天然素材のものでツヤ髪に!
髪はブラッシングによってツヤが出るといいますよね。
でも、ブラシの種類には要注意!
自然素材の竹ぐしや豚毛ブラシなどの動物の毛を使ったものは、髪をとかすことでツヤを与えてくれます。
ですが、化学繊維を使ったブラシでは、とかすことで静電気を与えてしまうものも多いのです。
また、濡れている髪へのブラッシングは絶対にNG!
髪のツヤのもとであるキューティクルが壊れ、そこから髪の構成成分であるタンパク質が流れ出て、パサつきがひどくなってしまいますよ。
お風呂での美髪維持方法
シャンプーの度に髪が抜けて、不安を感じたことがある方も多いかと思います。
ですので、正しいシャンプーの仕方をレクチャーしていきたいと思います。
1.お湯でスタイリング剤や汚れを十分に洗い流す汚れの9割が最初に流すことによって落ちるといわれています。この作業を怠りがちですが、実は非常に重要な手順なのです。
2.1回目のシャンプーはスタイリング剤やほこりを落とす目的まず、シャンプー剤を手の平に出し、少し泡立ててから髪の毛全体になじませます。爪を立てず、両手の指の腹で軽くシャンプーするようにしましょう。
3.次に、軽くすすぎ2回目のシャンプーここでは頭皮の脂を取り除くため、指の腹で優しくマッサージするように洗うのがポイントです。
4.最後のすすぎは十分に洗い流す流し残しに気をつけましょう。
5.仕上げのトリートメントやリンス髪の傷みがある方はやや多めに、ショートヘアの方は少なめに、毛の中間から毛先にかけてつけるようにする。
紫外線の多い季節は少し多めにつけてもよいでしょう。
また毛量の多い方に関しては多めのトリートメントで髪のおさまりを良くすることができますが、毛量の少ない方はつけすぎてしまうとペタッとした印象になってしまいます。
そのため、自分に合った適量を把握することが大切です。
潤いや輝きのある美しい髪のために、是非一度お試しください。
また、寒くなってくると、湯船にゆっくりつかって、温まりたくなりますよね。
でもそんなとき、ロングヘアーの方は、湯船のお湯に毛先が浸かっていませんか?
もし浸かっているとしたら大変です。
水やお湯のなかでは、髪のキューティクルが開いてしまい髪の中のタンパク質や油分が抜けてしまいます。
せっかく日々のケアをしていても、湯船で流失してしまっていることになりますよ。
タオルで包んだり、ゆるくゴムでとめたりしてツヤツヤの髪を維持してあげましょう。
無添加のシャンプーは頭皮を乾燥させる!?
無添加と聞くと、身体に良いもの、というイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが、無添加のシャンプーを使う時には気を付けた方が良い場合もあるのです。
そんな無添加シャンプーについても触れていきたいと思います。
無添加のシャンプーとは無添加シャンプーとは、旧厚生労働省が「ごくまれにアレルギーなどの皮膚障害を起こす恐れのある成分」として定めた「表示指定成分」が含まれていないシャンプーのことをいいます。
これだけを聞くと、無添加シャンプーは髪や頭皮に良いものだと思えるかもしれません。
しかし、表示指定成分といっても合成界面活性剤や防腐殺菌剤、色素などさまざまな成分があるため、どの成分が無添加(配合されていないのか)なのかはシャンプーによって異なります。
1つでも表示指定成分が含まれていないと、「無添加」と表記することができるので、購入する際には注意しましょう。
無添加シャンプーが髪を乾燥させる理由
頭皮や髪の毛が乾燥してしまう原因はいくつかありますが、無添加シャンプーが乾燥のもととなってしまう場合もあるんです。
無添加シャンプーは比較的刺激が弱く、頭皮や髪への負担が少ないようにできていますが、中には、石油系界面活性剤や高級アルコール系の洗浄成分が含まれているものもあります。
これらの成分は洗浄力が強く、髪の潤いを奪ってしまう原因となるのです。
乾燥させないためには
1、アミノ酸系シャンプーを使う髪の主成分であるたんぱく質はアミノ酸で構成されています。
そのため、同じ成分を配合するアミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮への負担が少なく、潤いを残しながら髪の洗浄をしてくれます。
2、髪の毛を濡れたままにしない濡れている髪の毛は、キューティクルが開いた状態になっているので、傷みやすく、髪の内部の水分が蒸発しやすくなっています。
髪の内部が乾燥してしまわないうちに、髪の毛を乾かしてしまいましょう。
3、ヘアオイルを用いるヘアオイルは、ドライヤーの熱から髪を保護し、潤い成分を保つのに最適です。
ドライヤーを使用する前に、髪の毛先や内側などに馴染ませるだけで、乾燥を防ぎ、艶のある髪の毛をキープできるのです。
ヘアケアの基本を知って、美髪を目指しましょう!