「付き合っている彼がなかなかプロポーズしてくれない」……そんな不安を抱いている女性も少なくないのでは?中には、「ほかに気になる女性がいるんじゃないか?」「私のことは遊び?」なんていらぬ心配をしてしまうことも。ですが、彼がプロポーズしない理由は、何も女性関係など彼の身辺問題だけには限りません。
ここでは、特に結婚できない理由があるわけではないのに、なかなか結婚しようといわない男性の本音を紹介します。

一体いつまで待っていればいいの?

1. 自由でいたい

女性は出産のことを考えて、焦りを感じる人もいます。一方の男性は、出産がない分、結婚に対して焦りのようなものは感じないことの方が多いです。それ以上に、自分が家族を守らなければという強いプレッシャーを感じてしまうもの。夫婦で家計を支え合うことが当たり前になってきた昨今でも、です。「お小遣いが月々〇万円」、「住宅ローンが月々〇万円」など、結婚したあとの生活の厳しさを既婚者の知り合いから聞くと、恐怖さえ感じている人もいるでしょう。特に独身時代が長かった男性にとって、趣味に費やしていたお金や時間を削られるというのは想像以上に辛いもの。結婚という現実を前におじけづいて、ついつい自由でいたいと逃げてしまう人がいてもおかしくありません。

2. まだ仕事が成功していない

男性の中には、「仕事が成功しないと結婚はできない」と考えている人も多くいます。仕事を成功させて、経済的基盤を安定させなくてはと強く思っているからです。ですが、何を以て「仕事の成功」とするかは難しいもの。たとえ年収アップやキャリアアップをしたり、事業が軌道に乗ったりしたとしても、長い期間その状態をキープできるのかという見通しは、なかなか立ちません。また、具体的に「年収〇円になれば成功」「部長の地位につけたら成功」などと現実的なラインを引く人は案外少ないものです。ゴールが定まらなければ、いつまで経っても他のことに意識は向きませんよね。ふわっとした目標のままでは、それこそいつになっても結婚はできないということになってしまいます。

そんな男性には、女性の方から、「年収〇円になれば暮らしていけるね」「部長になれば一つの区切り」などと言ってあげれば、彼の中でも意識するようになるでしょう。

3. 結婚という形にこだわっていない

男性の中には結婚という形にこだわっていない人も多くいます。彼がそんなタイプだったら、あなたから結婚したいことを伝えなければ、あなたが結婚を待ち望んでいることを思いもしないかもしれません。世間では職場の手続きや煩雑な親戚関係を嫌って、あえて結婚を選択しないカップルも多いことでしょう。彼がそんな考えだとしたら、結婚は書類上の問題と思っているにすぎず、そこに意味を見出していません。

そのような男性にプロポーズしてもらうのには、やはり話し合いをするしかありません。あなたがどう感じているかを直接彼に伝えるのです。それによって、彼も結婚の重要性を再認識するかもしれませんよ。また、このことで、あなた自身も「どうして結婚したいのか」「結婚という形をとらなくてもいいかもしれない」など、自分の気持ちを見つめ直すきっかけになるはずです。

ただ待っているだけではダメ!

人それぞれ性格が違うように、色んな恋愛の形があるものです。だからこそ、みんながみんな結婚に進むわけではないのも事実。そんな中で大事なことは、お互いの理解です。ただ、相手がプロポーズしてくれるのを待っているだけという姿勢では、なかなかお互いが腹落ちする結論には到達しないかも。将来の大事なことだからこそ、しっかり話し合うことも大事ですね。