無印良品の「素材を生かしたカレー」シリーズと言えば、味のクオリティはもちろん、ラインアップの豊富さも魅力ですよね。

「バターチキンカレー」のようにマイルドなものや「グリーンカレー」のように本格的な辛さのものなど、25種類以上のレトルトカレーがそろっていて、それぞれ0辛(辛くない)〜5辛(辛い)までの6段階の辛さレベルが付いています。

そしてついに、5辛を上回る最強レベルの辛さ「6辛」のカレーが新登場しました...! 辛党の人は要チェックですよ。

タイで1番辛いカレー!?

「素材を生かしたカレー レッド180g(1人前)」は、赤唐辛子にレモングラスなどのハーブをきかせたカレー。なんでもタイで1番辛い、と言われているとか。

商品自体は、現地の味を手本に、牛肉、れんこん、ココナッツミルクを入れて仕上げています。

公式サイトによると、2019年6月に現地リサーチでタイを訪れたときの体験をもとに開発したそう。「レッドカレーはグリーンよりも辛く、甘さは必要ない」といった辛さ不足を指摘する意見を反映した結果、「素材を生かしたカレー レッド」が誕生したそうです。

SNSでも既に評判を呼んでいて、

「無印の激辛レッドカレー食べたら胃の中が燃えてる」
「唐辛子マークが6本(グリーンカレーは5本)の通り、かなりピリ辛。個人的には丁度良い感じ」
「めちゃくちゃ美味しい代わりにめちゃくちゃ辛くて泣きながら食べた」

などの声が集まっています。

無印良品のレトルトカレーで初めての「6辛」はいったいどのような味なのでしょう......?

辛いもの好き、カレー大好き記者が食べてみました。

突然口の中に異変が...!

香りはタイのお店でよく嗅ぐスパイシーな香りそのもの。

レモングラスの香りがよく出ていて、食べる前からかなり本格的だなと感じます。

どれほど辛いものなのか。ドキドキしながら一口食べてみると......。

「ん? そうでもない??」

日本のカレーとは全く違う、スパイシーで香りも立ち、いろんあ味わいが幾重にもなって口いっぱいに広がるカレーですが、予想していたよりさほど辛いとは感じません。

一緒に入っている牛肉もかなり柔らかくて美味しいですし、大ぶりにカットされたれんこんも食感のアクセントになっています。

「これは普通に美味しいタイカレーなのでは」と、調子に乗ってバクバクと4〜5口食べていくと、突然口の中に異変が......!

舌が急に「辛っっっ!」「痛っっっ!」と感じ始めました。じんわり汗も出てきて、お茶への手が止まりません。

カレー好きの記者も手が止まるほどのパンチ力。口コミの「めちゃくちゃ辛い」は本当でした。

このままいけるかなと思いましたが、結局ご飯を投入。少しマイルドになり、無事最後まで美味しく食べきることができました。

食べ終わった後もしばらく、心地よい香りや辛さが続いて、贅沢な気分になります。

こんな本格的な刺激のあるカレーをレトルトで味わえるのはそうそうないこと。これで350円はお得ではないでしょうか。

ただし、唐辛子マーク6個の表記に偽りはありません。辛いものが得意でない人は少しずつ試しながら食べてくださいね。

価格は、350円。

左がレッド、右がバターチキン

試しに、無印良品の定番カレー「バターチキン」と食べ比べてみましたが、やっぱり辛さは格段にレッドの方が上でした......。