特別参加の真田幸俊氏(松代真田家16世14代当主)/写真は主催者提供

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松代藩真田家10代、250余年におよぶ善政をたたえる秋まつり「第64回松代藩真田十万石まつり」が10月12日(土)、13日(日)の2日間、松代城跡ほか長野市松代町一帯で開催される。

【写真を見る】江戸の空気を現代に伝える松代藩真田家の大名行列/写真は主催者提供

武田信玄、上杉謙信の古戦場・川中島の対岸にひっそりとたたずむ山あいにある松代町は、由緒ある武家屋敷や神社仏閣、泉水が流れる町並や町家の庭園、大名道具の数々を収めた宝物館など、貴重な文化財が数多く残り、大名家真田十代の歴史が培った城下町文化を現在に伝えている町だ。

初日の12日(土)には、松代城跡(雨天は松代文化ホール)で「童謡の響くまち音楽祭」を開催。13日(日)には松代城跡で「上杉おもてなし武将隊」(出陣イベント)、「真田勝鬨太鼓」(出陣セレモニー)に続き、総勢250人余りが松代の城下町をにぎやかに練り歩く「松代藩真田家十万石行列」が開催される。今年はスペシャルゲストとして、俳優の田中健が佐久間象山役で参列する。

両日とも松代城跡で「まつしろ御城下大市」を開催。山あいが秋色に染まり始める季節の「第64回松代藩真田十万石まつり」に出かけて、城下町の歴史を体感しよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)