栄養士が解説!「スムージー」を健康的に飲む方法

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フルーツのスペシャリスト『Dole®』から、日々の生活に野菜や果実の栄養素をおいしく手軽に取り入れたい30〜50代女性をターゲットとして、朝食、リラックス・リフレッシュしたいとき、小腹がすいたとき、食事と一緒にと食シーンを提案し、毎日続けたくなるおいしさで、“カラダにうれしいSMOOTHIE”をコンセプトとした新しいスムージーが発売されます。

スムージーは、女性を中心に“おしゃれな飲み物”としてのトレンドが続いており、また、ライフスタイルの中に浸透したことによって、人気の途絶えないカテゴリーとなっていますよね。

ゴクっと飲むことで、簡単に美と健康が手に入るイメージのスムージーも、飲むタイミングや含まれる食材によっては、カラダを冷やしてしまったり、血糖の急激な上昇を招いてしまいます。

そこで管理栄養士の筆者が、スムージー生活をより良いものにするために、スムージーを飲むタイミングのポイントと、おすすめのスムージー食材を紹介します。

朝食、昼食、おやつの時間帯に飲むことがベスト

スムージーの栄養は果糖をメインとした炭水化物。そして体の調子を整えてくれるビタミンとミネラルが含まれます。

スムージーを飲むことで、速やかなエネルギー補給ができると同時に、そのエネルギーを日中に消費してしまいましょう。

また食事の30分前に飲むことがポイント。食事の前に飲むことで、スムージーを効率よく消化して、他の食べ物の消化の妨げにならないようにします。

一日の中で最も脂肪が体に溜め込まれにくい、と言われている午後3時に、おやつとして飲むこともおすすめです。

ヨーグルトを入れて作るのがおすすめ

トレンドに敏感なみなさんならなおさら、今、注目のキーワード、GI値という言葉を聞いたことがあると思います。

GI値(グリセミック・インデックス)とは、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。

血液中に糖入ると、インスリンの作用により、血糖は多くの組織に取り込まれます。多くの糖を摂取した場合、インスリンが過剰に分泌されます。インスリンは脂肪の合成を高めてしまい、脂肪が体に蓄積されやすくなります。

GI値が低い食品では、糖が穏やかに取り込まれて血糖値の上昇もゆるやかになるため、インスリンも分泌しすぎることなく、糖が体に吸収されます。

プレーンヨーグルトのGI値は低く、また満腹感も得られやすいので、スームジーにぜひ入れて作ってほしい食材のひとつです。ヨーグルトが入っていないスムージーを飲むときは、一緒にヨーグルトを食べるのもおすすめです。

スムージーを上手に食事スタイルに取り入れて、カラダもココロも元気な毎日を過ごしませんか?

【参考】

※ 雪印メグミルク、スムージー「Dole YELLOW SMOOTHIE」など3品を発売

【画像】

※ Magdanatka / shutterstock

【筆者略歴】

河住えりか

管理栄養士、調理師、食生活アドバイザー。大学卒業後、病院に勤務。その傍らで、兼ねてからの夢だった料理教室・ERIKA COOKING STUIDIO2年前に開設。調味料の選び方、だしの取り方などベーシックな知識を大切にするレッスンを開催している