絶対買いはコレ!メイクアップアーティストが選ぶ「2016ベストコスメ」
気づけば2016年も残すところあとわずか。つい先日まで半袖を着ていたと思ったら、もうすぐダウンジャケットが手放せない季節に突入ですね。
そして美容業界でこの時期恒例となっているのが、ベストコスメの発表。優秀コスメたちを知ることができるので、毎年チェックしている方も多いはず。
そこで今回は、メイクアップアーティストである筆者が選ぶ、“ベストコスメ”をジャンル別に3つご紹介します。どれも「これは!」と度肝を抜かれたものばかりです。
■ファンデーション部門:アルビオン スマートスキン ベリーレア ¥5,000(税抜) ※ セット価格
ベースメイクは、メイクの仕上がりの8割を決めるといっても過言ではありません。なかでも、ファンデーションは、リキッドやパウダーなどあらゆるテクスチャーがあり、自分に合う1つを探すというのも至難の技。
近年は、ツヤ肌ブームということもあって、クッションファンデーションを各ブランドこぞって発売したのも特徴的でしたね。
そんなツヤ肌をつくるべく登場したファンデーションのなかでも、一風変わったテクスチャーのファンデーションが、この『スマートスキン ベリーレア』です。
一言で表すのであれば、“生チョコ”。パフでファンデーションをとるとき、パウダーともリキッドとも言えない質感を手に感じ、肌にのせてみると、まるでとろけるようになじみます。
つけ心地はふんわりとして、サラサラだから驚き。しかしながら、重ねづけをすることによって、気になるところはしっかりとカバーしながら理想のツヤ肌をつくってくれます。
今までにないファンデーションのジャンルが切り開かれたと感じさせる逸品です。
■アイシャドウ部門:DAZZSHOP スパークリングジェム ARDOR ¥2,500(税抜)
ツヤ肌もさることながら、ツヤ感のある目元も大流行した2016年。ツヤ感と実用性を兼ね備えたアイテムが『スパークリングジェム』でした。発売開始後、人気のあまりすぐに完売してしまうほど、女性の心をつかんで離さなかったこのアイシャドウ。
指で触ると、ぷるんとしたゼリーのようなテクスチャー。しかし、目元に置けばスルリと伸びてサラサラに変化するのがポイントです。ツヤ感を出すアイテムだと、どうしてもベタつき感や崩れやすいという印象をもちますが、スパークリングジェムは、長持ちするにもかかわらず、水系ベースのため洗顔料でも落とせるというから、肌への負担も軽減できて一石二鳥。
女性らしさを存分に表現するのであれば、このアイシャドウは筆者イチオシです。
■リップ部門:ロレアルパリ ティント カレス ¥1,700(税抜)
うるツヤなオイル系ティントリップが主流になった昨今、マットで簡単にグラデーションがつけられるリップは、実に革新的アイテムでした。しかもプチプラというから、複数色揃えてもお財布にやさしいところも、女性にとってうれしいポイント。
ツヤ系リップはグロスを使えばなんとでもなるのですが、唇の内側からにじむような質感をつくるには、それ相応のテクニックも必要でした。しかし、このアイテム1つで簡単に実現できることで、世の女性のメイクの幅も広がったことはたしかです。
歴史あるブランド ロレアルパリ。今後の斬新アイテムにも期待大ですね!
いかがでしたか? 筆者独断と偏見で選んだ2016年のジャンル別ベストコスメ。もちろん好みはそれぞれですが、今回ピックアップした3つは、今までにないかゆいところに手が届いたアイテムだと思います。
今からでも遅くありません。ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。
【参考】
※ スマートスキン ベリーレア-アルビオン
※ スパークリングジェム - DAZZSHOP
※ ティント カレス - ロレアルパリ
【画像】
※ misuma / shutterstock
【筆者略歴】
※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。