やりがちだけど不潔…!「シャンプー詰め替え」時に避けたいNG行動

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経済的で環境にも優しいシャンプーなどの詰め替えパック。エコの観点から使用する方も多いですよね。だけど、繰り返し使用している容器は“雑菌の宝庫”になってしまっている可能性があることをご存知ですか?そこで今回は、詰め替え時の注意点をご紹介いたします。

■気になる容器内の細菌……傷がある場合などは特に注意!

一度使用し、詰め替える前の容器の中には様々な細菌があります。容器をすすいでも水が残っていると、そこから細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

細菌が繁殖しているシャンプーで洗うところを想像すると、気分は優れませんよね。また、傷があったり免疫力の弱いお子様などには特にトラブルを招きやすいため、注意が必要だと言われています。

■シャンプーを詰め替える際のNG行動3つ

(1)水ですすいで、そのまま詰め替えを入れる

水分があることで細菌は繁殖しやすくなり、その状態のまま新しいシャンプーなどを入れるのはよくありません。細菌繁殖を防ぐためには、詰め替えるたびに洗浄し、しっかりと乾かすよう心がけましょう。

(2)途中でシャンプーの継ぎ足しをする

ボトルに入ってるシャンプーが少なくなったからと、詰め替え用を継ぎ足す方も多いのではないでしょうか。しかしそうすると乾燥させる機会がないことで細菌が繁殖しやすくなり、不衛生な状態になってしまいますので、継ぎ足しはせずに1回ごとに使い切り、一度容器を清潔な状態にしてから再利用するようにしましょう。

(3)詰め替え前に、水を混ぜて使う

シャンプーの残りが少なくなった場合に、水を入れる方も多いです。しかし、それも場合によってはNG。シャンプーと水が混ざるとシャンプーの劣化が早くなったり、腐りやすくなります。そのため、水を入れてそれを長期的に使うことは避けましょう。

以上がシャンプー詰め替えに関して、避けたほうがよいNG習慣となります。一度開封したボトルは時間が経つにつれて細菌が繁殖するので、洗浄と乾燥を徹底させることが重要です。上記のようなことに気をつけて、経済的でエコな詰め替えを上手に取り入れてみてくださいね。

【筆者概略】

小泉順一朗・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で『川田美容室』を設立。お客様が楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、HP・ブログ・LINE@などでも日々のケアなどを発信。アフターフォーローにも務めている。

【画像】

※ Africa Studio / Shutterstock