3人に1人が長時間残業!? 周りの目を気にせず「早帰り」する2つのコツ
「明日までにこの書類を仕上げないといけない」
「どんなに頑張っても、定時には上がれない仕事量がある」
「早く帰りたいけど、帰りづらい雰囲気が……」
長時間労働の問題が深刻化しているいま、“ノー残業デー”を実施している会社もありますよね。
でも、まだまだサービス残業が常習化しているのが現実。あなたの職場は、働きやすい環境が整っていますか?
■定時なんて言葉は忘れた!? 3人に1人が「毎日残業している」ことが判明!
『全研本社株式会社』が男性167人、女性274人を対象に行った「長時間労働について」の調査によると、3人に1人が長時間残業していることが判明!
「いつも帰る時間は何時?」と聞いたところ、「21時〜22時」が14%、「22時〜23時」が12%、「23時以降」が7%と、合わせて33%が21時以降に帰宅していることが分かったのです。
ちなみに定時は「17時〜18時(58%)」「18時〜19時(15%)」がもっとも多く、「定時なんて言葉は忘れた(11%)」なんて回答もチラホラ……。ほとんどの人が、毎日残業していることが明らかになりました。
■今ドキ男女が残業しているワケ
では、なぜ“残業”しなければならないのでしょうか。
残業する理由を詳しくリサーチしてみたところ、1番多かった回答は「仕事量が多すぎる(48%)」で、続いて「次々と仕事が降りかかるので(18%)」「周りが帰らないので(17%)」「連絡待ち状態(7%)」など、帰りたくても帰れない現実が浮き彫りに……!
■残業せずに“早帰り”する方法2つ
本当は早く帰れるのに、周りの目が気になって帰りづらい。今日は予定があるのに、夕方に仕事を振られてしまった……なんて残念なことがありますよね。
そんなときは、2つの方法を使って早帰りを実現しましょう!
(1)早帰りアピールをする
自分の仕事が早く終わったと思ったら、上司に新しい仕事を振られて、結局残業することに……。確かに“仕事のできるオンナ”であることは大切ですが、毎日仕事漬けでは、恋をする余裕さえありませんよね。
「家庭の事情で早めに退社します」「資格スクールに通うので帰ります」など、周りに早帰りアピールをしておけば、サッと帰宅できる可能性大! 仕事もプライベートも充実した毎日を送れるはずです。
(2)仕事を細分化する
やることがたくさんありすぎて、何から手を付けたらいいのか分からなくなっていませんか? まずは仕事の優先順位を明らかにして、作業を細分化して行うことが大切です。
まとめてやろうとせず、空き時間を活用して1から順番に片づけていくこと。ダラダラと仕事をせずに、きりの良いところで休憩を入れて頭をリセットするなど、タイマネジメントが上手になれば、自然と残業デーが少なくなるはずですよ。
会社を辞める1番の理由でもある「残業時間・拘束時間の長さ」。会社のため、自分のため、将来のために仕事と向きあうことは大切ですが、無理をしすぎると心や体に支障が出ることがあるので、注意してくださいね。
【参考】
※ 36%のビジネスパーソンが21時以降も働いている 〜瓦版「働き方白書」残業の実態について〜 - 全研本社株式会社