意外!採用担当者が「実はしっかりチェックする」履歴書のポイントって?
今、目の前に履歴書を差し出されたとして、あなたは“趣味欄”に何と記入しますか?
「読書」「映画鑑賞」「ネットサーフィン」と、趣味といっても人によりけりですが、実は“履歴書の趣味欄”で人格を判断されているかもしれないんです!
つまり、就職・転職活動を成功させるためには、採用担当者からみたときに“好印象な趣味”にしておく必要があるということ。
そこで今回は総合転職エージェント 株式会社ワークポートが実施した「採用担当者のホンネ調査【〜採用の常識・非常識〜】」の調査結果をもとに、履歴書の趣味欄を記載するコツについてお伝えします!
■「趣味欄は必要」派は約8割
同調査によると、「履歴書の“趣味”の欄は必要だと思いますか?」という問いに対し、8割の採用担当者が「必要」と回答。
「人柄を知ることができる」、「面接での話題のきっかけになる」「価値観やオフの時間を知ることができる」と、内面を重視しているからこそ趣味欄をしっかり書いてほしいという意見が相次ぎました。
一方、趣味欄は不要と回答した採用担当者からは「採用基準としてないため」「スキル重視のため」「採用の際の判断に何の影響も与えないため」と、やや厳しめの声も。
では、採用担当者の心に響く趣味とは一体どんな趣味なのでしょうか?
■ありきたりな趣味はマイナスに
(1)読書や映画鑑賞
本当に読書や映画鑑賞が趣味であるなら、好きな著者、最近感動した作品、出演者、監督など、具体的なことが書けなければ、また、面接時にそれを聞かれてしっかり話せなければ、趣味とはいえませんよね。
奇想天外な趣味を書くのもNGですが、「まあこれでいっか〜」と適当なことを書くと、採用担当者の目にとまらないばかりか、かえってマイナスポイントになってしまうかも!
(2)ギャンブル・ゲーム
ギャンブル・ゲームはいうまでもなくNG! 趣味であっても、わざわざ採用担当者に報告することではないですよね。マイナスイメージにつながることは避けるべき。
■好印象な趣味
(1)料理
一見、ありきたりな趣味のようにみえますが、料理を極めていれば好評価に繋がる場合も。
具体的な例を見てみると……
趣味:料理
一人暮らしが長かっため、自然と料理が趣味になりました。和食からイタリアンまで幅広くレシピをもっています。お菓子やデザートを作ることも好きで「美味しい」といってもらえると作った甲斐があるなぁと思います。
(2)山登り
仕事を乗り越えるうえで必要な強いメンタル。山登りが趣味と伝えれば、採用担当者からも「この子は他の子よりもタフなのかな?」と、一目置かれる可能性が一気にアップ!
具体的な例を見てみると……
趣味:山登り
学生時代から山登りが趣味で、年に10回以上は上っています。日本百名山はすべて達成しており、いづれは海外の山にもチャレンジしたいと思っております。
いかがでしたか? 履歴書の趣味欄って、あまり深く考えないまま適当に済ませてしまいがち。
でも、内定を勝ち取るためには、ココをしっかり押さえましょう。ウソをつくのはNGですが、できるだけ“好印象な趣味”を記載したいところ。できるだけ具体的に書くのもポイントなので、意識してみてください!
【参考】
※ 採用担当者のホンネ調査【〜採用の常識・非常識〜】 - 総合転職エージェント 株式会社ワークポート