開運も精進料理も!東京・高輪で高野山開創1200年記念1日限定イベント

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今では世界遺産となった高野山を、弘法大師空海が和歌山の地に開いてから今年で1200年。その節目の年に、東京で修行体験や開運のご祈祷ができる1日限定のイベントをご紹介!

高輪にある高野山東京別院では、2015年3月15日(日)に、「プチ・高野山カフェ in 東京別院」を開催。今回は、4月2日(木)から5月21日(木)までの期間に高野山で開催される「高野山開創1200年記念大法会(きねんだいほうえ)」にちなんだプログラムが、午前と午後の二部構成で実施されるけれど、それぞれに少しずつ内容が違うので、参加を希望する場合は実施項目を要チェック。

午前の部だけで体験できるのは、真言宗の瞑想方法のひとつ「阿字観(あじかん)」の体験。この瞑想法を行えば、精神の集中力と想像力が養われ、潜在能力を呼び覚ますことができるとか。指導歴20年以上という講師の先生に、呼吸法から分かりやすく指導してもらえるので、初心者でも安心して参加が可能。自分の内面と向き合って、普段とは違うひとときを味わいたいなら、午前の部へ。

午後の部には「護摩(ごま)」の体験が。護摩とは、供物(護摩木・五穀など)を炎の中に投じて神仏を供養する修法のことで、火の神様が供物を天井の仏様に届けて願いごとをかなえる、というもの。実際に僧侶に名前などを読み上げてもらい、本堂でお焚き上げしているところを見られるのは、とても貴重な体験。

また、午前・午後ともに、地元の旬の食材を使った「精進弁当」での会食があり、僧侶からは「高野山開創1200年記念大法会」の解説とともに、観光の見どころや旅情報なども紹介があるそう。「ヘルシーな特製精進弁当や、春からの新生活に願いを込める開運の護摩木祈祷など見どころ満載です」と、南海電気鉄道の広報担当、渡邊さん。

おみやげコーナーには、マスコットキャラクター・こうやくんグッズなどもあり、高野山が身近に感じられそう。開創1200年の特別な年に、新しい高野山に出会えるチャンス!