クリステン・スチュワートによるまさかの裏切りで"公開破局劇"にさらされ、再びシングルに戻ったロバート・パティンソン。だが今の彼は"過剰な慰め"などいらないようだ。


破局後も仕事には影響を与えないようにと、精力的にTV出演をこなし、新作映画『コズモポリス/Cosmopolis』をPRしているロバート。8月22日には深夜のトーク番組『ジミー・キンメル・ライヴ/Jimmy Kimmel Live』に登場し、終始上機嫌だった。彼はインタビューの間クスクスと笑ったりしてはいたが、クリステンや彼女が映画『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めたことについては一言も触れなかった。

一方、司会者のキンメルはそんなロバートの私生活を語らせようと、彼を困らせはしなかったが、現在の居住形態について聞くことは忘れなかった。ロバートは前回登場した際、自分は"ホームレス"状態だと話していたのだ。

ロバートはこれに対し、「今もそう(ホームレス)だよ」と冗談交じりに回答。もちろん、彼にはクリステンとシェアしていた家があるが、今ではそこにいたいとは思わないだろう。クリステンの謝罪コメントが出た後、ロバートは荷物をまとめ、一緒に暮らしていたロスフェリスの家から出て行ってしまった。彼は先日、ニューヨーク市で行なわれた新作『コズモポリス』のプレミアイベントに登場したのだが、その前には映画『恋人たちのパレード』で共演したリース・ウィザースプーン所有の別荘(米カリフォルニア州オーハイ)に滞在していると報じられている。

さらに「ホテル暮らしをしているのか」と聞かれた際には、"アーチを借りて、その後ろに住んでいる""そこにあるごみ箱の1つにね"と、かなり自虐的に答えたロバート。とはいうものの、決してお金がないわけではなく、「クレイグリスト(地域情報サイト)にあるものは何でも買ってるよ」と、最近では2,500ドル(約20万円)で車を買うため、ライアン・アトウッド(※)の故郷でもあるカリフォルニア州チノヒルズまで歩いて行ったと付け加えた。彼はまた、ロサンゼルスで流行っているらしいゲーム、"ドギング(dogging)"を最近知ったという。これは男性が停車している車に座り、セックスの相手をあさることのようだ。

今のところは突然の破局を笑い飛ばしているロバート。精神的にかなり参っているというクリステンとは対照的だ。

※ドラマ『The OC』でベンジャミン・マッケンジー演じたライアン・アトウッドを指していると思われる。ライアンは貧しい地区チノの出身。

『ジミー・キンメル・ライヴ』に登場したロバート・パティンソン

浮気騒動後初めて、ロサンゼルスに現れたクリステン