梅雨時期の重だるい体のむくみもスッキリ!パリガーアーサナ

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湿気が体中にまとわりつく不快感が続く梅雨の時期。ジメジメした気候が体力さえ奪います。こんな時は全身が重だるく、むくみも気になりがち。そこでヨガインストラクターである筆者が、この時期を快適に過ごすためにやっておきたいヨガポーズをご紹介します。やるとやらないとでは、日々の快適さに変化が出ますよ!

■パリガーアーサナで体側を伸ばす

(1)膝立ちになり、左脚を真横に伸ばして下ろします。可能であれば、足の裏も床に降ろしておきましょう。

出典: Woman Wellness Online

(2)息を吸いながら右腕を頭上に伸ばしていきます。

出典: Woman Wellness Online

(3)息を吐きながら右体側を伸ばすようにして、左方向へ上体を倒していきましょう。

出典: Woman Wellness Online

(4)さらに息を吸うタイミングで右胸を天井方向へ向けるイメージで右肩を後方へ引いていきましょう。左脚の付け根、右側体側部、脇、の伸びを気持ちよく感じます。

(5)10秒的どキープしたら元の姿勢へ戻り、反対側も同様に行います。

■だるさで伸びにくくなる体側を伸ばして呼吸を楽に

湿気で息苦しくなるこの時期。だるさで姿勢も悪くなりがちで、胸が伸びにくくなります。湿気の生き苦しさと姿勢の悪さで胸周りが開かず、呼吸が浅くなりがちなので、このポーズでワキ腹、胸の横、ワキをしっかりと伸ばすと、姿勢が整い胸が開きやすくなり、呼吸が楽にできるようになります。

■むくみだるさを解消

脚の付け根から、ワキ腹、体側全体を伸ばす姿勢を取るので、リンパの流れが良くなり、むくみがちな梅雨時の不快感を解消します。そのためには、下半身と同じライン上に上半身を置くイメージで、お尻を後ろに突き出さない姿勢でポーズが取れるようにしましょう。

いかがでしたか?  心身ともに不快感が続く梅雨の時期は、特に体側を伸ばすことを意識しておきましょう。このポーズを行う余裕がない日でも、ワキ、胸の横、腰の横のラインが伸びるストレッチなどを習慣化すると良いでしょう。

心身がスッキリし、姿勢も楽に伸びるようになるのが実感として得られるはずです。

梅雨時期の重だるい体のむくみもスッキリ!パリガーアーサナはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。