地下のニューコマツ/ ハイカラセット(500円)とお通し( チャージ300円)で1000円以下

写真拡大

グルメの街、福岡はリーズナブルでもおいしいお店がたくさん。今回は博多・天神エリアで手軽に飲めてクオリティも高いおすすめのせんべろ居酒屋をご紹介。

【写真を見る】よかたい総本店 / 博多駅の筑紫口から徒歩すぐの場所にある

まずは博多エリアからスタート!

■ 昼飲みOK!博多を代表するお手軽居酒屋「よかたい総本店」

博多駅からすぐの場所にある「よかたい総本店」は“博多で一番元気のある居酒屋”をテーマに、もつ鍋やひと口餃子、明太子などの福岡名物をはじめとする100種以上のメニューを楽しめる。ランチ営業もしていて昼飲みもOK!昼から夜までサラリーマンや観光客などで賑わっている。

店内は立ち飲みスペースと、テーブル席や個室などがあるフロアに分かれているので用途に合わせて席をチョイス。立ち飲みスペースには、100円から300円で食べられる専用メニューがあるので、はしごしたい人はこちらがおすすめ。

こちらのいちおしせんべろメニューはハイボール(300円)に餃子(250円)、手羽先の唐揚げ(110円)、もつ煮込み(250円)。ドリンクと料理3品で1000円以下という驚きの価格。ドリンクメニューも酎ハイ270円、焼酎200円と、のんべえには嬉しいお手軽価格だ。

[よかたい総本店]福岡県福岡市博多区博多駅中央街6-11/ 092-441-0085/ 11:30〜翌0:30(LO24:00)、金土は〜26:00(LO25:30)/ 無休

■ 16時から呑める!女性が切り盛りする大衆居酒屋「酒処あかり」

2軒目は博多駅筑紫口から徒歩5分、合同庁舎の手前にある「酒処あかり」。こちらは小ぶりなつまみ系メニューが豊富で、連日満席が続く人気店だ。スタッフのほとんどが女性で、気さくで元気のいい接客も人気の理由のひとつ。

店内は名物のもつ煮込みを煮込む大鍋や一品料理が並ぶショーケースが置かれる、なんとも大衆的な雰囲気。

ショーケースに並ぶ料理はセルフサービス。価格の書いた磁石を客席に置かれたグラスに入れて置けば会計時に清算してくれるシステムになっている。

こちらでは名物のもつ煮込み(380円)と自家製手羽先(一本120円)を。大鍋で長時間煮込んだもつ煮込みはとろりと柔らかく、だしの味が染み込んで味わい深い。黒(タレ)と白(塩)の2種がある手羽先はカリッと香ばしく、ビールとの相性抜群!

[酒処あかり]福岡県福岡市博多駅東2-3-29 東福博多駅東ビル / 092-710-7577 / 16:00〜23:00/ 無休

■ 昔ながらの飲屋街に誕生した進化系酒場「地下のニューコマツ」

お次は博多駅から徒歩3分のビルの地下街へ。レトロな飲み屋街の先に進むと、人気のイタリアンダイニング「COMATSU」の系列店「地下のニューコマツ」略して「地下コマ」がある。

ここではCOMATSUの人気メニューに加え、おばんざいなどの創作和食が充実する新しい欧風酒場。おしゃれな雰囲気は天神エリアの店舗同様、メニューはリーズナブルとあって幅広い層の客で賑わっている。

ここに来たら、ハイボールと唐揚げ2個が付くお得なハイカラセット(500円)がおすすめ。ふんわり軽い衣にしっかりと味が染み込んだ柔らかい唐揚げは、ハイボールとベストマッチ。日替わりのおばんざいを提供するお通しも、主役級の美味しさで文句なしのクオリティ。

[地下のニューコマツ]福岡県福岡市博多区博多駅東1-1-33 はかた近代ビルB1 / 092-409-6833 / 17:00〜23:30(LO23:00)/ 日曜休み(月曜が祝日の場合は日曜営業で祝日休み)

お次は天神エリアへGO!

■ 言わずと知れたせんべろ居酒屋の代名詞。朝から呑める「立ち飲み 角屋」

天神のど真ん中にあるのが、11時から飲める「立ち飲み 角屋」。酒場ライターとして有名な吉田類さんをはじめ、数々ののんべえが訪れたことで知られる。男性客が多いイメージだが、入ると女性客も多く、一人でも入りやすい雰囲気。1階はサクッと飲んで帰る常連客が多い立ち飲み席、地下1階は老若男女で賑わうテーブル席になっている。

70種以上あるメニューのオーダーは食券制。初めての人はショーケースに並ぶ料理をチェックしてから食券を購入するか、共通券を購入して食べたい料理をスタッフに伝えよう。ハイボール280円、焼酎240円と、ドリンクもこのエリア随一の安さを誇る。

こちらでは長時間ボイルすることでプリッと柔らかい豚足の唐揚げ(300円)と、もちもちしたクジラ肉をあっさりしたポン酢で味わえるクジラのすじポン(250円)を。ビール(450円)を入れてジャスト1000円。そのほか、串カツや刺身など酒のアテにぴったりなメニューは120円から490円とこれまたリーズナブル。

[立ち飲み 角屋]福岡市中央区天神2-10-12 角屋食館ビルB1・1F/ 092-732-7900 / 11:00〜23:00(LO22:45、B1FはLO22:30)/ 無休

■ 福岡ならではの鯖料理が楽しめる「金鯖」

鮮度の高い魚介が豊富な福岡は、鯖の刺身をゴマ風味のタレで食べるごまさばが名物。天神エリア2軒目は、そんな福岡ならではの鯖を使った料理が食べられる「金鯖」。鯖を使ったポテトサラダや春巻きなど、他の店にはない鯖の創作料理が楽しめる。

19時以降から徐々に混み合う店内はサラリーマン層が多め。1階は隣の席との距離が近く活気に満ちた空間、2階は30名まで入る団体用のソファールームになっている。鯖料理のほか種類豊富な串焼きも名物。

こちらのせんべろメニューはその名もHKBセット。H=博多、K=金鯖、B=晩酌を略した、いわゆる晩酌セットだ。日替わりの刺身5種と串3種に好きなドリンクが付くので、サクッと飲むならこれだけでも十分満足感がある。

[金鯖]福岡県福岡市中央区今泉1-13-29 福泉ビル別館 / 092-726-6400 / 18:00〜翌1:00(LO24:00)/ 不定休

■ 立ち飲みブームを盛り上げる「NEO MEGUSTA」

最後は地下鉄赤坂駅からすぐの「NEO MEGUSTA」へ。こちらは立ち飲みブームを作った店のひとつ「MEGUSTA」の2号店として2018年3月にオープン。シンプルかつおしゃれな店内で味わえるのは、意外にもごまさばやがめ煮など和食がメイン。もちろん、ワインにぴったりな洋風メニューもそろえている。

こちらは、各テーブルに駅名が割り振られるユニークなシステム。地下鉄空港線と七隈線にある駅名の札が置かれ、会計時はこれを見て清算してもらう。地元の人も観光客も楽しめそうなシステムだ。

こちらでせんべろするなら、しっとりした鯖の身と香り豊かな鯖のスモークと、自家製タルタルソースがよくあうアジフライ。ドリンクはどちらにもよく合う塩レモンサワーで決まり。メニューは180円から380円をメインにボリュームのある肉料理もあり、一人でもグループでも頼みやすいラインラップだ。

[NEO MEGUSTA]福岡県福岡市中央区赤坂1-10-16 ソピア赤坂ビル/ 050-5327-5333 / 13:00〜翌0:30(LO24:00)、日曜〜21:00 / 無休(九州ウォーカー・上川奈穂美)