年末年始の暴飲暴食は「食べ過ぎニキビ」のもと!食べ過ぎた後はどうしたらいい?

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年末年始は「頑張った自分へのご褒美に」「友人・家族との付き合いで」などの理由のもと、暴飲暴食をしがち。体重が増加してボディラインが崩れることも悩ましいのですが、もっと憂鬱なのがニキビ(吹き出物)の出現なのではないでしょうか。そんな“食べ過ぎニキビ”には、デトックスが必要です。

ここでは、ビューティーフードアドバイザー・ヨガインストラクターである筆者が“食べ過ぎニキビ”ができてしまったというみなさんにオススメのデトックス法をお伝えしていきたいと思います。

暴飲暴食は毒素をため込む恐れアリ

食事もそうですが、菓子類、アルコール類を普段よりも多量に摂取する暴飲暴食。暴飲暴食の後は、胃腸などの消化器官が飲食物の消化・吸収のために頑張って働いて疲れてしまいます。すると、消化器官の機能が低下し、胃もたれや便秘・下痢が起こり、それが口の周りのニキビとなって現れると言われています。

それだけではありません。食品添加物や農薬などの化学物質を体内に大量に取り込むと毒素が発生。毒素の排出の大部分は排便からなので、腸内環境が悪化しているとデトックスが十分にできなくなってしまい免疫力低下、肌荒れの原因となります。

食事でデトックス

では、毒素の排出(デトックス)をするにはどうしたらよいのでしょうか。まずは食事でデトックスをする方法から紹介します。

(1)野菜多めのスープに置き換え

暴飲暴食で疲れた胃腸を休ませて機能を回復するために、野菜を柔らかく煮込んだ温かいスープで食事の置き換えしてみてください。

ただし、3食全てをスープにするのではなく、1食もしくは2食の置き換えを1〜2日続ける程度でストイックになりすぎないことが大切です。

レシピに決まりはありませんが、塩や香辛料の使い過ぎは避けましょう。

(2)パクチーをチョイ足し

パクチーには体内の有害金属を排出するキレート作用がある他、香り成分が胃腸の調子を整える働きを持ちます。

(3)ミントティーを飲む

健胃作用を持つミントティー。暴飲暴食後の胃のもたれやむかつきの症状を緩和したり、胃に溜まった熱を冷ましたりする効果があると言われています。加えて、ミントの清涼感が暴飲暴食の予防にも役立ってくれます。

ヨガでデトックス

ヨガのポーズにもデトックス効果に期待できるものがいくつかあります。特にオススメなのが、ねじりのポーズ。腹部をねじることで内臓機能を活性化させ、毒素の排出を促してくれます。

ヨガのポーズは食後2〜3時間ほど空けて、消化活動が落ち着いてからおこないましょう。

【ねじった椅子のポーズ】

(1)足を揃えて立つ。

(2)息を吸いながら両手を上げ、吐きながらお尻を後ろに突き出し股関節・ひざを90度に曲げる。

(3)息を吸って背筋を伸ばしたら、吐きながら胸の前で合掌し、上体を右にねじる。

(4)ここで鼻呼吸を5回繰り返す。

※ 左ひじを右ひざの外に添えるようにする

(5)体を正面に戻したら、反対側も同様に行う。

「食べ過ぎた」と思ったら食事とヨガでデトックスをして、健康な体と美しい肌を目指しましょう。

年末年始の暴飲暴食は「食べ過ぎニキビ」のもと!食べ過ぎた後はどうしたらいい?はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。