みなさんは、仕事で嫌なことがあった時に「辞めたい」と思った経験はありますか?しかし、いざ仕事を辞めるとなると、お金や年金、税金の面で大変困ってしまいますよね。今回は、「もうこの会社イヤ!早く辞めたい!」と思った気持ちを落ち着かせる方法をお伝えします。

「もう辞めたい!」そう思った時は、まずは落ち着いて。

会社を辞めた後のことを、具体的に考えてみる

仕事を辞めたいと思ったら、「自分が会社を辞めたら、その後どうするか」を具体的に考えてみて下さい。次の仕事はどうするのか、次の仕事が見つかるまでに何をしようと思っているのか?(試験勉強に励む、専門学校に通ってスキルを身に着けるなど)など、なるべく具体的に考えるのです。

もし「仕事を辞める為に、何か資格を取って勉強してみよう」と思うなら、思うだけじゃなくスグに行動してください。「何か資格を取る」ではなく、「FPの資格を取る」といったように具体的に何の資格を取るかを決めて下さい。そして、自分が欲しい資格の本を中古でも良いから購入したり、立ち読みでも良いので読んでみて下さい。

仕事を辞めたら何をするかをよく考える→自分がやりたいことに関する本など読んでみましょう。特にスキル系の本は簡単に書いてあるかもしれませんが、専門用語がたくさんあるし経験値がある程度ないと難しいということがわかると思います。

実際に、仕事を辞めたら何をするか考えることが大切です。もし「仕事を辞めて生きていく為に、スキルを身に着けたり資格を取りたい」と思うなら、資格やスキルに関する本を実際に手に取ってみて下さい。実際読んでみて、あなたは本当に出来ると思いますか?よく考えてみて下さい。

今までの給与明細を、冷静に眺めてみる

また、社員に給料だけを与えているわけではありません。給与明細から、厚生年金・健康保険・税金などを全て管理してくれています。

もし1人になったら、厚生年金が国民年金になり、健康保険・税金も全て自分で管理して納めなければなりませんし、大企業の場合は福利厚生も恵まれていると思いますが辞めることによりゼロになります。

パートやアルバイト待遇では、正社員のようなボーナス制度もありません。結婚して専業主婦になる場合は扶養制度による免除がありますが、ある程度の未婚女性が会社を辞めて1人で生きていくということは、もはや博打行為です。

次の仕事がすぐに見つかる場合や、何か他にやりたいことがあって成功しそうな場合は良いのですが、特に目的もなく「仕事が嫌→辞めたい」の場合、「今までの給与明細を、冷静になって改めて眺める」行為をすると、改めて会社に対して感謝の気持ちを持てるので、会社を辞めたくなったらぜひ過去の給与明細をチェックしてみて下さい。

もうこの会社イヤ!辞めたい!と思った時に心を落ち着かせる方法まとめ

仕事を辞めて何かやりたいことがあり、既に仕事をしながらスキルを身に着けたり勉強して用意されている方は別ですが、「仕事が嫌→辞めたい」と考えている場合、「仕事を辞めたらどうするか」を具体的に考えてみて下さい。

仕事が終われば、全てが終わるわけではありません。仕事が終わってからも、次の仕事は探さなければいけませんし、フリーで活動するなら年金や保険、税金の管理も全て1人で行なっていかなければなりません。

もし、会社を辞めたいと思ったら改めて過去の給与明細を順番にチェックしてみてください。厚生年金、健康保険、税金……一体、どれだけ会社があなたの為に払い続けてきてくれているのかを改めて知ることで、今の会社への感謝を実感することができると思いますよ。