すぐ惚れちゃうっ! 「惚れっぽい女」の特徴3つ

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世の中には、ささいなことですぐに男性を好きになってしまう「惚れっぽい女性」も存在しますよね。恋に落ちやすいため、結局誰が本当に好きなのかわからなくなったり、彼氏ができてもほかの男性に目移りしてしまうことも。惚れっぽい性格を改善するには、どうしたらいいのでしょうか? 今回は、女性209名の意見と専門家のアドバイスから「惚れっぽい女性の特徴と対処法」をご紹介します。

■自分を「惚れっぽい」と感じたことがある? 女性の本音を調査!

どれくらいの女性が、自分自身のことを「惚れっぽい」と自覚しているのでしょうか? その実態を調査してみました。

◇自分を「惚れっぽい」と感じたことがある女性は約3人に1人!

Q.あなたは自分のことを「惚れっぽい」と感じたことがありますか?
はい……36.4%
いいえ……63.6%

「私、惚れっぽいんだよね……」と自覚している女性は、およそ3人に1人ほどいるようです。彼女たちは一体どんなときに、すぐ惚れてしまうのでしょうか?

◇すぐ惚れちゃう! 惚れっぽい女性が恋に落ちる瞬間

次に、「惚れっぽい」という自覚がある女性たちに、一体どんな瞬間に恋に落ちてしまうのか、そのきっかけをくわしく教えてもらいました。

☆やさしくされたとき

・「少しでもやさしくしてくれたら惚れてしまう」(24歳/医療・福祉/専門職)

・「やさしくされたとき。やさしさに弱い」(26歳/その他/その他)

やさしさに弱い女性は、きっと少なくないはず。彼氏にしたい男性の条件に「やさしさ」を挙げる人は多いですからね。惚れっぽい女性の場合、少しやさしくされただけでも「この人、素敵!」と思ってしまいがちに。

☆好みの男性に出会ったとき

・「好みの人がいると、すぐに好きになる。いいところばかりが見える」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「相手の見た目が自分の好みの顔であり、かつ痩せているという自分の好きな体形であった場合、好きになる」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

見た目から男性を好きになってしまうことは、珍しくはありません。ストライクゾーンが広い人ほど、好みの男性に出会いやすく、そのたびに胸をときめかせてしまうなんてこともあるでしょうね。

☆好意を寄せられたとき

・「相手に好きと言われると、好きになってしまう。自分に自信がないので、こんな自分でもいいと言ってくれる人というだけで魅力が増す」(31歳/情報・IT/営業職)

・「相手が自分に好意を持ってくれているのがわかったとき」(27歳/その他/販売職・サービス系)

その男性のことが好きだったわけではないのに、好意を寄せられたり、それとなくアプローチされたりすると、「私を好きになってくれたあなたが好き!」と思ってしまうのかもしれませんね。

◎女性意見・まとめ

「惚れっぽい」という自覚がある女性たちは、自分の心のツボを刺激されてしまうと、ついつい「好き!」と思ってしまうものなのでしょう。ときめきを感じられるのは幸せなことかもしれませんが、それが頻繁すぎるのも考えものですね。

■専門家に聞いた「惚れっぽい女性の心理と特徴」

続いて専門家の観点から、「惚れっぽい女性」について分析してもらいましょう。心理カウンセラーの小日向るり子さんに、「惚れっぽい女性の心理と特徴」を聞いてみました。

◇すぐ男性に惚れてしまう女性心理とは?

惚れっぽい女性は、まわりから見ると明るくて社交的でノリもいい、好印象なイメージを持たれがち。しかし心理学的に見ると、まわりに流されやすく、精神的にもろい側面が見られる人が多いです。

1億人の人がいれば、1億通りのパーソナリティがあるのが人間。みんなそれぞれちがう価値観を持って生きています。そう考えると、一生のうちに個人対個人で深い付き合いができる人なんて何人もいないのが、むしろ当たり前なのです。それが、次々に好きな人ができるというのは「ある特定の人」を選択して惚れているわけではない可能性が高いということ。つまり「自分を支えてくれる人」という存在に惚れているのです。

◇「惚れっぽい女性」の特徴

「惚れっぽい女性」には、以下3つの特徴が見られます。自分に当てはまっているかどうか、チェックしてみてくださいね。

☆自己肯定感が低い

惚れっぽい女性は、男性のストライクゾーンが広いですよね。このタイプの女性の根底心理には、「自分は選ばれる存在ではない」という自己肯定感の低さがあります。その心が「だから相手のことも選んではいけない」といった思考となり、これがまわりから見ると「ストライクゾーンが広い人」という認識になってしまうのです。

ちなみに、自己肯定感の高い・低いは、必ずしも容姿の優劣に関係しません。どんなにまわりから見て美しくて明るい人でも、自分自身の中に「私なんて」という気持ちがあるかどうかが問題となります。

☆楽天家

刹那的な生き方をしている人、もしくはそうした生き方を好む人です。なかなか人を好きになれないタイプの人は、好きになる前に「この人ともし付き合ったらどうなるか」という未来をあれこれ想像し、リスクの部分を見て躊躇します。しかし楽天家は、付き合ったときのリスクをあまり考えません。「その場の自分の気持ち」だけで人を好きになれるのです。

☆寂しがり屋

ひとりでいるのが極端に苦手な寂しがり屋タイプは、「誰かと時間を共有したい」という強い願望があります。そこで唯一、甘えやわがままが許される関係である彼氏を作ることに必死になるのです。寂しがり屋の女性は、「ある特定の人を好きになる」というよりも、「時間を共有してくれそうな男性」を好きになってしまうのが特徴。時間が埋まればいいので、インターネット上など、一度も会ったことがない人に惚れてしまうことも少なくありません。

■専門家に聞いた「惚れっぽさを改善する方法」

惚れっぽい性格の女性は、誰でも好きになりやすい反面、本当は誰のことが好きなのかわからなくなったり、ひとりの男性と長く深い付き合いができないというマイナス面も。「惚れっぽい性格を直したい」と思ったとき、根本的な性格を大きく変えるのは難しいですが、日々の心がけで少しずつ改善することはできるようですよ。心理カウンセラーの小日向るり子さんに、くわしく聞いてみました。

◇終わった恋の総括をする

惚れた→恋が終わった→惚れた→恋が終わった……を繰り返しているだけでは、本当に相性が合う人には一生めぐりあえません。ひとつの恋愛が終わったら、まずはいったん冷静になり、なぜ終わったのかを考えてください。考えると、自分の理想の人像が見えてきます。惚れっぽい人は理想のタイプを具体的に言えないことが多いです。「理想の人を文章で書けるようになるまで、次の恋はしない!」というくらいの強い意志を持ってください。反省なくして学習なし、学習なくして成長なしです。

◇自己分析をする

自分の長所と短所、好きなことと嫌いなこと、趣味を聞かれたら何と答えるか、将来はどうなりたいか、という自分の現状分析をしてください。「なんとなく結婚したい」「漠然と幸せになりたい」といった気持ちのままでは、惚れっぽい性質は改善しません。似たもの同士は親和性が高いので惹かれ合います。自分が「なんとなく好き」という相手は、同じく自分に「なんとなく」で惚れているだけです。まずは自己分析をして、自分自身の性質と向き合いましょう。

◇未来を想像できるようになる

惚れっぽい人に共通する思考は「想像力の欠如」です。その場の気持ちだけで好きになり、未来を想像することができません。その原因は、経験値と知識が少ないからです。すべてのことは、知らなければ想像できなくて当然です。より好みをせずに、貪欲に経験と知識を積む努力をしましょう。新聞やニュース記事を読んだり、いろいろな場所を旅したり……。自分に合った方法でいいので、たくさんの情報を自分の中に取り入れてください。情報が入ると、想像力は自然についてきます。

■まとめ

素敵な出会いを経て、自分にとってベストなパートナーを得ることは、とても幸せなことでしょう。しかし惚れっぽい性格ゆえに、男性と出会う度にときめきを感じていると、本当に自分に合った相手を逃してしまうことも。長く深く愛せる相手を選べるよう、今回ご紹介したような方法を日々の生活に取り入れてみてくださいね。

(監修:小日向るり子、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年5月10日〜5月11日
調査人数:209人(22〜34歳の女性)