職場でも好かれる!聞き上手になるテクニック

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新年度がスタートにともなって新入社員の入社や部署の異動、転職などで周囲の環境が大きく変わる方も多いのではないでしょうか。そんなときに「新しい人たちと上手くやっていけるかな」と、人間関係に不安を感じる人も少なくないようです。

一般的に、明るくよくしゃべる人が好かれると思われがちですが、実際はそうでもない場合もよくあります。自分のことを話すのが苦手な人は“聞き上手”になることで、よい人間関係が作れます。

今回は心理カウンセラーでもある筆者が、聞き上手になるためのテクニックをご紹介したいと思います。

1:話を聴くときの“姿勢”を意識する

実は誰もがやっているけれど意識している人が少ないのが、会話中の“姿勢”です。楽しい話に夢中になっているときは前のめりになり、会話に飽きてくると背もたれにもたれて相手との距離を置いたりするもの。

そして話の内容が自分が受け入れられない、興味がないと感じると腕を前で組む。この無意識にとっている行動を、あえて意識してみましょう。例えば相手が話しているときに前のめりになって聞いてあげると、話している方は「わたしの話に興味を持ってくれて、感じのいい人だな」という印象を持ってくれます。

2:“質問方法”を意識する

相手に何かを質問する場合、3つのパターンがあります。ひとつは答えがYesかNoの質問。例えば「今日、お弁当持ってきた?」なら答えはYesかNoで終わり会話が続きません。

しかし「今日のお昼何食べる?」と聞けば、「お弁当持ってきたの」という返事が得られますよね? すると「何時に起きたらお弁当作れる?」など次の質問へとスムーズにつなげることができます。これが2つ目です。

3つ目は、相手の言葉をオウム返しにして確認をするという方法です。例えば「付箋ある?」と聞かれた場合。「あるよ。はい、どうぞ」よりも「付箋ね?あるよ、このサイズでいい?」と相手の求めている“付箋”をオウム返しにすることで、思いやりが伝わりやすくなります。

3:表情、声の高さ、語尾を意識する

同じ会話でも笑顔のある会話とそうでない会話では、全く印象が変わるのは言うまでもありません。1対1の会話だけでなく、何人かのグループで話す場合でも、笑顔で頷いているだけで話し手からは「この人は感じのいい人だな」という印象を持たれます。

そして、いつもより少しだけ声のトーンを高くすると、さらに明るいイメージになります。そして質問するときや自分が話す場合でも、語尾を少し上げて話すようにすると会話は続きやすく、その場の雰囲気を明るく保つことができます。

例えば「これって、○○ですよね?」と聞くのでも語尾が下がると暗い印象になってしまいますが、同じ言葉でも語尾が上がるだけで印象がグッと明るくなります。

今回ご紹介した3つのポイントが押さえられれば、自分のことを話すのが苦手な人でもよりよい人間関係を築きやすくなります。相手に興味と関心を持って接するだけでも、ずいぶん好感度は変わるもの。ぜひ試してみて下さいね。

【参考】

※ 樺旦純著「60秒で心理分析ができる本」三笠書房

※ 岸見一郎著「人生を変える勇気」中公親書ラクレ

※ 野口吉昭著「コンサルタントの『質問力』」PHPビジネス新書

【画像】

※ OPOLJA / Shutterstock

【筆者略歴】

佐々木 さゆり

長年の医療業界での経験や40垳採未梁慮海鮴犬し、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」