彼氏と毎日電話するのってどうなの? 長続きする「ベストな電話の頻度」

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あなたは、彼氏とどれくらいの頻度で電話をしていますか? お互い心地いいと思う頻度が合うといいですが、合わないと悩みの種になりますよね。たとえば、彼氏から毎日電話が来て正直つらかったり、逆にあまり電話をくれないけど自分は毎日電話したいと思っていたり……。カップルによって、悩みはいろいろあるでしょう。今回は、長続きするカップルの「ベストな電話の頻度」と、毎日電話をしてくる彼氏への対処法をご紹介します。

<目次>
■「彼女との電話の頻度」に関する女性の本音
・男性に聞いた! 理想の「彼女との電話の頻度」は?
■専門家に聞いた! カップルが長続きするための「電話のコツ」
ップルが長続きするための「ベストな電話の頻度」は?
・電話する頻度と通話時間、どっちが大事?
・彼氏があまり電話してくれないときの対処法
■専門家に聞いた! 「毎日電話する彼氏の心理」と「面倒なときの対処法」
・「彼女に毎日電話する」男性心理とは?
・彼氏との電話が面倒なときの「傷つけない電話の切り方」
・彼氏との電話の頻度を減らしたいときの対処法
■まとめ

■「彼女との電話の頻度」に関する女性の本音

男性の中には、毎日忙しく働いている人も多いのではないでしょうか? そんな日々の中で、男性たちは彼女とどれくらいの頻度で電話でのやり取りをしたいと思っているのか、男性たちに直接聞いてみました。

<男性に聞いた! 理想の「彼女との電話の頻度」は?>

Q.あなたにとって理想の「彼女との電話の頻度」はどれくらいですか?

1位:2〜3日に1回程度……36.5%
2位:毎日……21.6%
3位:1週間に1回程度……15.5%
4位:用があるときだけ電話する……12.8%
5位:4〜6日に1回程度……6.8%
※6位以下・「その他」省略

もっとも多かった答えは「2〜3日に1回程度」で36.5%といった結果になりました。次いで多いのは、「毎日」のようですね。では、それぞれの理由を見てみましょう。

◇1位:2〜3日に1回程度

・「毎日話したいが、仕事で疲れているときもあるから」(男性/30歳/自動車関連/営業職)

・「毎日だと話すことがなくなってしまうので、2〜3日がベスト」(男性/34歳/自動車関連/その他)

・「毎日だと大変だが、長く会えないこともあるため、3日に一度声が聞きたいから」(男性/24歳/不動産/営業職)

やはり、毎日電話をするのは、体力的にも時間的にも大変だと感じている男性が多いのでしょう。2〜3日に1回程度であれば、そこまできついとは感じないようですね。また、2〜3日空けばそれなりに話題も出てくるようです。

◇2位:毎日

・「心配な面もあるが、毎日声を聞くことで安心できるので」(男性/28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「毎日好きな人の声を聞いていたいと思うから」(男性/34歳/建設・土木/営業職)

・「理想の彼女のなら、毎日しゃべっていても楽しいはずだから」(男性/37歳/商社・卸/技術職)

長時間会話を楽しむというよりは、短時間でも毎日彼女の声を聞ければOKという男性が多いようです。朝の挨拶や、帰宅後の何気ない会話を楽しんでいるのではないでしょうか?

◇3位:1週間に1回程度

・「相手を束縛せず、かつ放置しすぎない程度の感覚」(男性/29歳/自動車関連/技術職)

・「お互い仕事で忙しいから、ときどき会話できればいい」(男性/31歳/情報・IT/技術職)

・「多すぎず少なすぎず、適度な頻度かと思う」(男性/31歳/金融・証券/営業職)

お互い仕事をしていれば、毎日遅くなることだってあるでしょうし、疲れていて電話をするのが大変だという日もあるでしょう。お互いのライフスタイルに合わせた結果、1週間に1回程度がベストというカップルもいるようです。

男性によって理想の電話の頻度は異なりますが、毎日や2〜3日に1回程度など、わりと頻繁に彼女の声を聞きたいという人がかなり多いようです。しかし、この頻度が彼女の希望と合わない場合には、不満がたまり、最悪の場合、別れに発展するケースも。そうならないために、カップルが長続きするための電話のコツを専門家に聞いてみましょう。

■専門家に聞いた! カップルが長続きするための「電話のコツ」

男女の心理にくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに、カップルが長続きするための電話のコツについてお話を聞いてみました。

<カップルが長続きするための「ベストな電話の頻度」は?>

一般的には、付き合った直後くらいであれば「毎日」または「1〜2日おき」くらい、付き合いが長くなってきたら「週1〜2回」くらいに落ち着くことが多いようです。どちらかが忙しい場合には、コミュニケーション自体がストレスになるので、「月1〜2回」ということもあります。

しかし、ベストな電話の頻度は、もちろんカップルによって異なります。長続きするためには「相手がどれくらい電話したいか」に合わせて頻度を決めたほうがいいでしょう。相手が忙しいかどうか、コミュニケーションが好きかそれともクールな人か、付き合ってからどれくらい期間が経過したか……で大体決まってくるので、そこをうまく見極めてくださいね。

<電話する頻度と通話時間、どっちが大事?>

1回あたりの通話は短くてもいいので、通話の頻度を増やしたほうがいいです。というのも、人間は何度も交流している人をどんどん好きになる、そして信頼する傾向があるからです。それは恋人でも同じで、1回あたりの通話時間が短くても、何度も電話をすると信頼関係が芽生えやすくなります。

<彼氏があまり電話してくれないときの対処法>

電話が苦手な男性は「電話を楽しんでいない」傾向があるので、楽しめる電話や癒される電話をしてあげるように心がけましょう。

たとえば、いつも終電間際に帰る男性なら、駅から自宅までの少しの時間だけ通話をして、家に着いたら電話を終わらせて彼の時間を大切にしてもらう、という配慮をしてあげると、彼にとっての負担がなくなります。また、しゃべっているときに「今日も遅くまでがんばってえらいね〜」など彼をねぎらってあげると、彼自身が電話をすることで幸せになるので「もっと電話をしたい」と感じるようになります。

逆に、女性だけが電話で一方的にしゃべりすぎたり、彼に電話を強要したりすると、彼にとって電話が「つらい・我慢するべきもの」になってしまい、さらに電話を避けるようになるので要注意です。

織田さんのアドバイスを参考に、彼といつまでも仲のいい関係を築けるような、配慮のある電話の仕方を心がけてみてくださいね。続いて、「彼氏が毎日電話をしてきて困っている」女性に向けて、対処法を聞いてみましょう。

■専門家に聞いた! 「毎日電話する彼氏の心理」と「面倒なときの対処法」

自分としては毎日電話しなくてもいいと思っているのに、彼氏が毎日のように電話をしてくると、徐々にストレスを感じるようになりますよね。心理コーディネーターの織田隼人さんに、男性心理と対処法を解説してもらいました。

<「彼女に毎日電話する」男性心理とは?>

付き合いはじめだったり、彼女のことが好きすぎたりするときは、相手が目の前にいないと「強烈なさみしさ」を感じやすいです。強烈なさみしさは、相手と会うことや相手の声を聞くことで解消されるので、どんどん電話をするようになる男性も多いです。

ただ、これは一過性のもので、数カ月もするとじわじわと電話の頻度が減ってくるパターンが多いため、「最初だけ大変」というくらいに構えて相手をしてあげるといいでしょう。

<彼氏との電話が面倒なときの「傷つけない電話の切り方」>

電話を切るとき、「もう遅いしお風呂入るから電話切るね」というように理由をつけてあげると、彼は傷つきにくいです。「お風呂」「明日の準備」「残った仕事がある」「明日の朝が早い」「友だちの相談を受けなきゃいけない」などが、彼も納得しやすいのでおすすめです。人はとにかく理由を言われると納得しやすいので、使いやすい理由を5つくらい準備して、日々ローテーションで伝えていくといいでしょう。

<彼氏との電話の頻度を減らしたいときの対処法>

電話の頻度を減らしたいときは、「次は●日に電話しようね」と、次に電話をする日程を決めるのがおすすめです。そうすると、その日まで彼は電話を我慢しやすくなります。そもそも、彼がたくさん電話してくるということは「あなたと話したい」という愛情があるがゆえ。この方法を実践することで、彼への愛情を残しつつ、上手に電話の頻度を減らすことができます。

最初は1日おき、次は2日おき、次は3日おき……と徐々に頻度が減るように誘導すれば、ある程度お互いが満足する頻度に落ち着くことができます。未来にいいことがあると思えば、そこを目標に我慢できるのが人間です。急に頻度を減らして我慢させるよりは、このように徐々に頻度を減らす方法で、彼をうまく誘導してみてください。

■まとめ

カップルによってベストな電話の頻度はちがいますが、お互いの希望が合わないと、なかなか大変ですよね。どちらかが無理に合わせようとすると、それが負担になってしまうこともあるでしょう。円満な恋人関係を維持するためにも、お互い工夫をしながら折り合いをつけていくことも大切なのかもしれませんね。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年3月6日〜3月7日
調査人数:148人(22〜39歳の男性)